芸能

吉本騒動の中、とんねるずが「自由すぎ」で増す存在感

吉本騒動の中、我が道を行くとんねるず

 吉本芸人による闇営業問題に端を発した一連の騒動が収まる気配を見せないなか、我が道を貫くとんねるずの存在感が強まっている。

 潔白を主張した雨上がり決死隊の宮迫博之とロンドンブーツ1号2号の田村亮によるゲリラ謝罪会見、そして、吉本興業・岡本昭彦社長の会見。その後、芸人の待遇面など別の問題が次々と浮き彫りになり、若手から大御所までさまざまな芸人がテレビやSNSで自らの考えを発信する事態になっている。

 そんななか話題になったのが、とんねるず・木梨憲武のインスタグラムへの投稿だ。木梨は「お仕事シリーズ」として、さまざまな職業の人に扮した写真を投稿しているが、7月24日、「厩務員の仕事」として馬の世話をする写真をアップした。

 そのなかで「馬の手入れが終わり帰ろうとしたら、ここだけの本当の話しですが、馬が私に『どうですかNORI?自分のために、人のために家族と仲間と楽しく暮らしてますか?』と話しかけられました」とコメント。”家族”という、吉本の会見でもたびたび出てきた言葉が使われていることや“楽しく暮らしていますか?”というメッセージ性のあるフレーズがあったことから、ファンから「これ遠回しに吉本興業の事言ってます…?」などの声が出た。

 実際はどうか。芸能関係者はこんな見方をする。

「今の時期の発言は、吉本とからめた発言とみられがちですが、木梨のキャラクターを考えるとこの騒動に首をつっこむようなことはしないでしょう。そもそもとんねるずは、ニュースや社会問題などに対して自分の意見を発信することはこれまでほとんどせず、エンタメ&お笑いに徹してきた人たちです。木梨がいつも通り自由にインスタ投稿している、それだけの話でしょう。お笑いの大御所でありながら、こうした騒動があっても、“我関せず”である意味では勝手気ままにやりたいことをやる。自由すぎるキャラが木梨の魅力です」

 ラジオ番組『土曜朝6時 木梨の会。』(TBS系)では、やりたい放題のMCぶりが話題で、芸術の面でもさかんに活動している木梨にとって、今さら吉本騒動にからんでも何のメリットもない。

関連記事

トピックス

“親友”との断絶が報じられた浅田真央(2019年)
《村上佳菜子と“断絶”報道》「親友といえど“損切り”した」と関係者…浅田真央がアイスショー『BEYOND』にかけた“熱い思い”と“過酷な舞台裏”
NEWSポストセブン
6月15日のオリックス対巨人戦で始球式に登板した福森さん(撮影/加藤慶)
「病状は9回2アウトで後がないけど、最後に勝てばいい…」希少がんと戦う甲子園スターを絶望の底から救った「大阪桐蔭からの学び」《オリックス・森がお立ち台で涙》
NEWSポストセブン
発見場所となったのはJR大宮駅から2.5キロほど離れた場所に位置するマンション
「短髪の歌舞伎役者みたいな爽やかなイケメンで、優しくて…」知人が証言した頭蓋骨殺人・齋藤純容疑者の“意外な素顔”と一家を襲った“悲劇”《さいたま市》
NEWSポストセブン
反日的言動の目立つ金民錫氏(時事通信フォト)
韓国政権ナンバー2・金民錫首相の“反日的言動”で日韓の未来志向に影 文在寅政権下には東京五輪ボイコットを提起 反日政策の先導役になる可能性も
週刊ポスト
2人の間にはあるトラブルが起きていた
《浅田真央と村上佳菜子が断絶状態か》「ここまで色んな事があった」「人の悪口なんて絶対言わない」恒例の“誕生日ツーショット”が消えた日…インスタに残された意味深投稿
NEWSポストセブン
6月6日から公開されている映画『国宝』(インスタグラムより)
【吉沢亮の演技が絶賛】歌舞伎映画『国宝』はなぜ東宝の配給なのか 松竹は「回答する立場にはございません」としつつ、「盛況となりますよう期待しております」と異例の回答
NEWSポストセブン
さいたま市大宮区のマンション内で人骨が見つかった
《さいたま市頭蓋骨殺人》「マンションに警官や鑑識が出入りして…」頭蓋骨7年間保管の齋藤純容疑者の自宅で起きた“ある異変”「遺体を捨てたゴミ捨て場はすごく目立つ場所」
NEWSポストセブン
フランスが誇る国民的俳優だったジェラール・ドパルデュー被告(EPA=時事)
「おい、俺の大きな日傘に触ってみろ」仏・国民的俳優ジェラール・ドパルデュー被告の“卑猥な言葉、痴漢、強姦…”を女性20人以上が告発《裁判で禁錮1年6か月の判決》
NEWSポストセブン
ホームランを放った後に、“デコルテポーズ”をキメる大谷(写真/AFLO)
《ベンチでおもむろにパシャパシャ》大谷翔平が試合中に使う美容液は1本1万7000円 パフォーマンス向上のために始めた肌ケア…今ではきめ細かい美肌が代名詞に
女性セブン
ブラジルへの公式訪問を終えた佳子さま(時事通信フォト)
《ブラジルでは“暗黙の了解”が通じず…》佳子さまの“ブルーの個性派バッグ3690レアル”をご使用、現地ブランドがSNSで嬉々として連続発信
NEWSポストセブン
告発文に掲載されていたBさんの写真。はだけた胸元には社員証がはっきりと写っていた
「深夜に観光名所で露出…」地方メディアを揺るがす「幹部のわいせつ告発文」騒動、当事者はすでに退職 直撃に明かした“事情”
NEWSポストセブン
異物混入が発覚した来来亭(HP/Xより)
「生肉からの混入はあり得ないとの回答を得た」“ウジ虫混入ラーメン”騒動、来来亭が調査結果を公表…虫の特定には至らず
NEWSポストセブン