一方、石橋も吉本騒動のさなか、その持ち味を発揮している。7月15日放送のバラエティー『石橋貴明のたいむとんねる』(フジテレビ系)で、石橋が千鳥相手に闇営業騒動をいじりまくったことが話題になった。

 進行役のノブが番組の企画で行われたボウリング大会の趣旨を説明していると…大悟の姿がないことから石橋は「え? 大悟くんはしばらく謹慎なんですか?」。ノブが「違うんです。奇跡的に入ってませんでした」と返すと、石橋は「無期限じゃない?」と重ねて、「やめてください!」とノブを苦笑いさせた。

「この放送当時は、吉本のお家騒動というより闇営業問題がもっとクローズアップされていた時期ですので、“ネタにしても大丈夫か?”という空気感があった。でも、そんなことを気にせず突っ走って暴走するのが石橋の持ち味です。もちろん、彼も今回の騒動に大まじめに意見表明する気はないでしょう。

 かつて、島田紳助が番組内で挨拶にこなかった『東京03』を“恫喝”した騒動がありましたが、当時、石橋は『東京03』と共演した際、胸倉をつかんで“挨拶しろや”とネタにしたこともあります。そのときは、“さすがにこれを放送して大丈夫か”と業界内で話題になったほどです。ほかの芸人にはなかなかまねできない、石橋だからこそ成立する芸風です。石橋は、今後も番組内ですれすれの“笑い”をぶちこんでくる可能性がありますね」(芸能ライター)

 今、地上波のとんねるずのレギュラーは石橋の『たいむとんねる』のみだが、この番組の視聴率は上昇傾向。吉本芸人にネガティブなイメージが出ているなか、今後とんねるずの存在感がますます強まれば、地上波で再び活躍する日がくるかもしれない。

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