杏とはママ友
安藤サクラが昨年、朝ドラの『まんぷく』に出演した際、彼女に当時1歳の娘がいたため、NHKは親子の時間の確保に努めたり、局内に託児所を設けるなど、万全の態勢で臨みました。その第一の理由は、安藤の家庭を慮ってのことですが、ネットやSNSで『子供生んだばかりでドラマに出てるけど、子育てはどうしてるわけ?』と、本人や局が批判されるのを防ぐ側面があったではずです。その一方で、子育てする人に寄り添う姿勢を見せることで、共感の輪が広がるという計算もあったでしょう。
例えばエキストラや末端のスタッフが、過酷な撮影事情をSNSなどで漏らし、ドラマが始まる前から炎上するような最悪の事態もありえますから、炎上へのリスクヘッジという理由でも時短は進んでいくでしょう」
どれだけ面白い作品を作っても、作品以外に“地雷”がいくらでもあるのが昨今の芸能界。もはや“寝てないアピール”は過去のものとなりつつあるようだ。