86歳になる金田氏だが、これまで心臓の不調で病院にかかったことはなく、前夜の違和感以外に予兆はなかったという。
「これを機に生活をもう一度、見直したいが、もう少し運動をするにも膝が痛くてな……。今年の暑さも堪えとるよ」(金田氏)
心筋梗塞(心筋梗塞)は、心臓をかたちづくる筋肉(心筋)に酸素や栄養素を運ぶ血管の「冠動脈」が何らかの原因で塞がってしまうことで起きる。血流が断たれ、心筋の一部が壊死してしまうのだ。発症すると心停止に至る場合もあり、年間の死者数は約3万7000人を数える、恐ろしい病気である。
※週刊ポスト2019年8月30日号