ライフ

新天皇即位の影響、新宿御苑・旧洋館御休所ツアーが人気

シンプルながら洗練された旧洋館御休所の廊下(写真提供/新宿御苑)

 祝賀ムードで始まった令和元年。10月以降には即位礼正殿の儀や祝賀御列の儀(パレード)などが行われるが、その前に新たな時代を寿ぎ、心新たに皇室ゆかりの地を巡るロイヤルツアーへの関心が高まっている。

 たとえば、明治記念館や迎賓館赤坂離宮、東京湾クルーズや豊洲市場などとともに新宿御苑・旧洋館御休所を訪れる日帰りバスツアーも人気だ

 新宿御苑内には、天皇陛下や皇族の休憩所だった重要文化財の旧洋館御休所のほか、昭和天皇の御成婚記念で建てられた旧御凉亭もある。レトロな洋館内に実際に入れるのも、うれしいポイントだ。

【新宿御苑・旧洋館御休所】
 新宿御苑は明治39年に皇室の庭園として誕生した近代西洋庭園の名園。園内には天皇や皇族の休憩所『旧洋館御休所』(土・日・祝〈春の特別開園期間除く〉に一般開放)や、昭和天皇のご成婚記念で建てられた旧御凉亭など、皇室ゆかりの建造物がある。

住所:東京都新宿区内藤町11
料金:一般500円、65才以上・学生(高校生以上)250円、中学生以下無料
営業時間:9~16時(閉園16時半)※季節や施設により異なる
定休日:月曜(祝日の場合は翌平日) ※予約不要

【ツアーDATA】
『隅田川納涼クルーズと迎賓館本館内部&新宿御苑「旧洋館御休所」特別公開 豊洲市場内部見学と豪華東京10景ドライブバスツアー』(日帰り)
●出発地:東京駅
●旅行代金:8980円~
●出発日:9月7・14・21・28日
●問い合わせ:ポケットカルチャー

 また、都心の新宿発で日光へ向かう、『はとバスツアー』では、日光東照宮などとともに大正天皇などが静養された日光田母沢御用邸を今に伝える公園に足を運ぶ日帰りプランも用意されている。

 都心を中心に皇室建築を楽しむなら、これらの隠れ名所へのバスツアーもおすすめだ。

関連記事

トピックス

球種構成に明らかな変化が(時事通信フォト)
大谷翔平の前半戦の投球「直球が6割超」で見えた“最強の進化”、しかしメジャーでは“フォーシームが決め球”の選手はおらず、組み立てを試行錯誤している段階か
週刊ポスト
参議院選挙に向けてある動きが起こっている(時事通信フォト)
《“参政党ブーム”で割れる歌舞伎町》「俺は彼らに賭けますよ」(ホスト)vs.「トー横の希望と参政党は真逆の存在」(トー横キッズ)取材で見えた若者のリアルな政治意識とは
NEWSポストセブン
ベビーシッターに加えてチャイルドマインダーの資格も取得(横澤夏子公式インスタグラムより)
芸人・横澤夏子の「婚活」で学んだ“ママの人間関係構築術”「スーパー&パークを話のタネに」「LINE IDは減るもんじゃない」
NEWSポストセブン
LINEヤフー現役社員の木村絵里子さん
LINEヤフー現役社員がグラビア挑戦で美しいカラダを披露「上司や同僚も応援してくれています」
NEWSポストセブン
モンゴル滞在を終えて帰国された雅子さま(撮影/JMPA)
雅子さま、戦後80年の“かつてないほどの公務の連続”で体調は極限に近い状態か 夏の3度の静養に愛子さまが同行、スケジュールは美智子さまへの配慮も 
女性セブン
場所前には苦悩も明かしていた新横綱・大の里
新横綱・大の里、場所前に明かしていた苦悩と覚悟 苦手の名古屋場所は「唯一無二の横綱」への起点場所となるか
週刊ポスト
医療的ケア児の娘を殺害した母親の公判が行われた(左はイメージ/Getty、右は福岡地裁/時事通信)
24時間介護が必要な「医療的ケア児の娘」を殺害…無理心中を計った母親の“心の線”を切った「夫の何気ない言葉」【判決・執行猶予付き懲役3年】
NEWSポストセブン
近況について語った渡邊渚さん(撮影/西條彰仁)
渡邊渚さんが綴る自身の「健康状態」の変化 PTSD発症から2年が経ち「生きることを選択できるようになってきた」
NEWSポストセブン
昨年12月23日、福島県喜多方市の山間部にある民家にクマが出現した(写真はイメージです)
《またもクレーム殺到》「クマを殺すな」「クマがいる土地に人間が住んでるんだ!」ヒグマ駆除後に北海道の役場に電話相次ぐ…猟友会は「ヒグマの肉食化が進んでいる」と警鐘
NEWSポストセブン
レッドカーペットを彩った真美子さんのピアス(時事通信)
《価格は6万9300円》真美子さんがレッドカーペットで披露した“個性的なピアス”はLAデザイナーのハンドメイド品! セレクトショップ店員が驚きの声「どこで見つけてくれたのか…」【大谷翔平と手繋ぎ登壇】
NEWSポストセブン
竹内朋香さん(左)と山下市郎容疑者(左写真は飲食店紹介サイトより。現在は削除済み)
《浜松ガールズバー殺人》被害者・竹内朋香さん(27)の夫の慟哭「妻はとばっちりを受けただけ」「常連の客に自分の家族が殺されるなんて思うかよ」
週刊ポスト
真美子さん着用のピアスを製作したジュエリー工房の経営者が語った「驚きと喜び」
《真美子さん着用で話題》“個性的なピアス”を手がけたLAデザイナーの共同経営者が語った“驚きと興奮”「子どもの頃からドジャースファンで…」【大谷翔平と手繋ぎでレッドカーペット】
NEWSポストセブン