ライフ

皇室ゆかりの地ツアー、京都の一般公開と大阪の古墳群に注目

女性に人気のパワースポットの泉涌寺(写真提供/泉涌寺)

 令和元年の今年。10月以降には即位礼正殿の儀や祝賀御列の儀などが行われる。祝賀ムードにあやかって皇室ゆかりの地を巡るロイヤルツアーへの関心が高まっている。

 一般公開されている皇室ゆかりの地は全国に多く存在するものの、非公開や限定公開の皇室スポットも少なくない。

「それが観光立国を目指す政府の方針で、関西では京都御所が2016年から通年公開になりました。また、世界遺産の仁徳天皇陵をコースに組み込んだツアーも今年は人気です」(阪急交通社・広報)

 天皇陵は宮内庁管理で非公開のため、関西のロイヤルツアーでは御所と皇室ゆかりの寺社との組み合わせが多い。

 たとえば、阪急交通社トラピックス福岡主催の、博多発JR利用で京都御所と泉涌寺を巡る1泊2日プランもその1つだ。

【京都御所】
 元弘元(1331)年から明治2(1869)年までの間の「内裏」、すなわち歴代天皇が居住し儀式・公務を執り行った場所が京都御所。かつては事前の申し込みがなければ参観できず、一般公開は春と秋の数日間のみであったが、平成28年夏から事前申し込み不要の通年公開に。

 令和になった今、気軽に参観できるのがうれしい。ただし、月曜(祝日の場合は翌日)と年末年始は休みなのでご注意を。

 皇室の菩提寺・泉涌寺で、約60分の僧侶による特別案内があるのもツアーならでは。そのほか、仁徳天皇陵をVRで見学できるツアーなど、注目ロイヤルツアーを下表にまとめたので、参考に計画を立てよう!

【泉涌寺】
 京都市東山区にある泉涌寺は皇室とのかかわりが深く、御寺と呼ばれる。寺域内には、第87代の四条天皇や第121代の孝明天皇など歴代の天皇の陵墓が多数ある。また、縁結びのご利益があるといわれる楊貴妃観音像も女性に人気だ。

【ツアーDATA】
『京都迎賓館ガイドツアーと京都御所一般公開 御寺泉涌寺特別拝観モニターツアー2日間』 
●出発地:福岡県 
●旅行代金:4万9800~6万4800円 
●出発日:8月30日~9月29日
●問い合わせ:阪急交通社 トラピックス福岡

※女性セブン2019年9月5日号

トピックス

サントリー新浪剛史会長が辞任したことを発表した(時事通信フォト)
《総スカン》違法薬物疑惑で新浪剛史サントリー元会長が辞任 これまでの言動に容赦ない声「45歳定年制とか、労働者を苦しめる発言ばかり」「生活のあらゆるとこにでしゃばりまくっていた」
NEWSポストセブン
「第42回全国高校生の手話によるスピーチコンテスト」に出席された佳子さま(時事通信フォト)
《ヘビロテする赤ワンピ》佳子さまファッションに「国産メーカーの売り上げに貢献しています」専門家が指摘
NEWSポストセブン
王子から被害を受けたジュフリー氏、若き日のアンドルー王子(時事通信フォト)
《エプスタイン事件の“悪魔の館”内部写真が公開》「官能的な芸術品が壁にびっしり」「一室が歯科医院に改造されていた」10代少女らが被害に遭った異様な被害現場
NEWSポストセブン
香港の魔窟・九龍城砦のリアルな実態とは…?
《香港の魔窟・九龍城砦に住んだ日本人》アヘン密売、老いた売春婦、違法賭博…無法地帯の“ヤバい実態”とは「でも医療は充実、“ブラックジャック”がいっぱいいた」
NEWSポストセブン
初の海外公務を行う予定の愛子さま(写真/共同通信社 )
愛子さま、インスタに投稿されたプライベート感の強い海水浴写真に注目集まる “いいね”は52万件以上 日赤での勤務をおろそかにすることなく公務に邁進
女性セブン
岐路に立たされている田久保眞紀・伊東市長(共同通信)
“田久保派”の元静岡県知事選候補者が証言する “あわや学歴詐称エピソード”「私も〈大卒〉と勝手に書かれた。それくらいアバウト」《伊東市長・学歴詐称疑惑》
NEWSポストセブン
2021年に裁判資料として公開されたアンドルー王子、ヴァージニア・ジュフリー氏の写真(時事通信フォト)
「少女を島に引き入れ売春斡旋した」悪名高い“ロリータ・エクスプレス”にトランプ大統領は乗ったのか《エプスタイン事件の被害者らが「独自の顧客リスト」作成を宣言》
NEWSポストセブン
東京地裁
“史上最悪の少年犯罪”「女子高生コンクリート詰め事件」逮捕されたカズキ(仮名)が語った信じがたい凌辱行為の全容「女性は恐怖のあまり、殴られるままだった」
NEWSポストセブン
「高級老人ホーム」に入居したある70代・富裕層男性の末路とは…(写真/イメージマート)
【1500万円が戻ってこない…】「高級老人ホーム」に入居したある70代・富裕層男性の末路「経歴自慢をする人々に囲まれ、次第に疲弊して…」
NEWSポストセブン
橋幸夫さんが亡くなった(時事通信フォト)
《「御三家」橋幸夫さん逝去》最後まで愛した荒川区東尾久…体調不良に悩まされながらも参加続けていた“故郷のお祭り”
NEWSポストセブン
麻原が「空中浮揚」したとする写真(公安調査庁「内外情勢の回顧と展望」より)
《ホーリーネームは「ヤソーダラー」》オウム真理教・麻原彰晃の妻、「アレフから送金された資金を管理」と公安が認定 アレフの拠点には「麻原の写真」や教材が多数保管
NEWSポストセブン
”辞めるのやめた”宣言の裏にはある女性支援者の存在があった(共同通信)
「(市議会解散)あれは彼女のシナリオどおりです」伊東市“田久保市長派”の女性実業家が明かす田久保市長の“思惑”「市長に『いま辞めないで』と言ったのは私」
NEWSポストセブン