現在近所に住むある夫婦も八千草のサポートをしているという。
「もともと八千草さんの愛犬仲間のご夫婦、Bさんですよね。八千草さんとBさんの奥さんが一緒にワンちゃんの散歩をしているのを以前よく見かけました。その縁で、体調を崩した八千草さんの身の回りの世話をBさん夫婦も見るようになったとか」(近隣の住民)
近所に住むBさん夫婦に話を聞くと言葉少なにこう話した。
「ぼくらはただご近所という縁があっただけで…。知り合いの1人として、八千草さんの回復を心から祈るばかりです」
八千草は『文藝春秋』(2019年8月号)にこう手記を寄せている。
《でもね、最近になって改めて決心して、遺言状をちゃんと作成しました。独り身なので、身支度を整えておかないと周りの人に迷惑をかけることになってしまうでしょう。それだけは絶対に避けたかったのです》
信頼できる隣人に世話を委ねつつ、万全の準備を整える。八千草の晩年の過ごし方は、おひとりさま女性にとってのよきモデルになりそうだ。
※女性セブン2019年9月12日号