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腰痛持ちの理想の座り方 姿勢によって腰への負担は大違い

座り方も腰痛に大きく影響する

 患者数が2800万人と言われる腰痛は、抜本的な治療法が限られるのが悩ましいところ。もしかしたら解消策は、病院や整骨院などではなく、日常生活のなかに見出せるのかもしれない。

 腰痛に関する最新の研究とともに、日常生活のなかで「やっていいこと」と「ダメなこと」を腰痛の名医たちに聞いた。

 歩き疲れたら座って休憩したくなる。だが、座る姿勢によって、腰への負担は大違い。行儀良く足をそろえ、背筋を伸ばして座るのがいいかというと、そうではない。関東労災病院主任理学療法士でコンディション・ラボ所長の園部俊晴氏がいう。

「理想の座り方は、背もたれに少し背中が触れる程度の深さで腰掛け、背筋を伸ばす。足は少し開いて足裏全体を床につけるようにしましょう。お尻の後ろに折りたたんだバスタオルを敷くと、腰と背筋が伸びやすくなります。

 腰が丸まると椎間板に負担がかかりやすくなる。たとえば、映画館で後ろの人の邪魔にならないよう浅く座って頭を低くし、前のスクリーンを見ようとするような姿勢は一番ダメですね」

 ソファーのような柔らかい椅子で休憩しようとする場合はより注意が必要になる。戸田整形外科リウマチ科クリニック院長の戸田佳孝氏が説明する。

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