スポーツ
2019.10.08 07:00 週刊ポスト
巨人・阿部監督路線進むも「松井秀喜監督」を諦めない理由

復帰1年目で優勝し、名声は高まるばかり(写真/時事通信フォト)
クライマックスシリーズ(CS)、その先の日本シリーズを見据える巨人。復帰1年目から「日本一」を狙う原辰徳監督の名声は高まるばかりだが、一方では“不協和音”も聞こえてくる。今季限りで現役引退を表明した阿部慎之助(40)のコーチ就任が有力視されており、原監督は阿部を自分の後任監督として育てるつもりでサポート役を集めていると言われ、“原―阿部シフト”の動きが加速している。
一部では、阿部と長年自主トレをともにした内海哲也(37=西武)や長野久義(34=広島)を将来のコーチ含みで再獲得する、という話まで出ているという。
その一方で、球団側は「松井秀喜監督」の誕生を諦めていないという。巨人に近いスポーツジャーナリストが語る。
「松井監督は渡辺恒雄・読売新聞主筆の悲願とも言われ、松井氏の新人時代に監督として打撃指導にあたった長嶋茂雄・終身名誉監督の影響力が強いうちに実現させたいと考えているようです。
松井氏はニューヨークに拠点を置き、ヤンキースGM付特別アドバイザーとして3Aのマイナー選手の打撃指導をしていますが、巨人監督が実現しないのは、肩書きよりも子育てのためと言われている。子供は現在6歳と2歳なので、原監督の任期満了となる2021年シーズン以降は、家族問題での就任へのハードルは今よりも低くなる。もちろんその場合、“阿部監督”は、白紙になってしまいますが……」
※週刊ポスト2019年10月18・25日号
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