スポーツ
2019.10.08 07:00 週刊ポスト
ラグビー 日本の快進撃、世界ではまぐれと思われていない

もう「奇跡」とは呼ばせない(写真/時事通信フォト)
快進撃のラグビー日本代表。日本の世界ランキングは現在8位(10月2日現在)。順位を見れば、世界の強豪に肉薄しているといえる。
しかしラグビーでは「世界ランキング」より重視される「ティア」というカテゴリー分けがある。強豪国は「ティア1」、中堅国は「ティア2」、発展国は「ティア3」という格付けだ。
ティア1は10か国で、ニュージーランド、オーストラリア、南アフリカ、アルゼンチンの南半球4か国と、ウェールズ、イングランド、アイルランド、スコットランド、フランス、イタリアのヨーロッパ6か国。日本はフィジー、ジョージアなど計13か国のティア2に属している。
ティア2は、“W杯には出場できても、グループリーグを突破する力はない”と評価されている。事実、日本代表はこれまで何度もティア1の強豪国に苦汁を嘗めさせられてきた。
最も屈辱的だったのが、オールブラックスとの対戦だろう。1987年、日本はニュージーランドに0-74、4-106と完敗(いずれもテストマッチ)。そして、1995年に南アフリカで開催された第3回W杯では17-145という歴史的大敗を喫した。
英紙『インディペンデント』は、その試合が行なわれた都市の名前から〈ブルームフォンテーンの虐殺〉と報じた。抵抗する術さえ持たない子供をオールブラックスが蹂躙したかのように見えるほどの差があったからだ。当時を取材したスポーツ紙記者は、こう述懐している。
関連記事
トピックス

GACKT、「分かってねえ!」と激怒し出国 愛犬譲渡炎上のその後
NEWSポストセブン

江本孟紀「アスリート議員は“ベンチがアホ”とは言えない」
NEWSポストセブン

青汁王子、10代で1億円稼ぐも投資失敗で無一文になった過去
NEWSポストセブン

ビートたけしが若者に「スマホを手放す勇気を持て」と語る理由
NEWSポストセブン

渡辺真知子が明かす百恵さん秘話「年下なのにあふれんばかりの包容力」
女性セブン

地震発生時のTVカメラマンにネット民が賞賛 同業者たちの弁
NEWSポストセブン

小川彩佳と田中みな実 青学テニスサークルの先輩・後輩だった頃
週刊ポスト

21才で結婚した山口百恵さん 幸せなだけではなかった一般人生活
女性セブン