「日テレはラグビーW杯に浮かれている場合でもない状態です。13日の『日本対スコットランド戦』の裏でも、テレ朝は『ポツンと一軒家』で16.4%を獲った。しかし、20日の『日本対南アフリカ戦』(NHK)が41.6%の裏で、『鉄腕!DASH!!』は7.9%、『イッテQ!』の2時間スペシャルは8.6%しか取れなかった。ラグビーW杯があったとはいえ、日テレの日曜ゴールデン帯が惨敗するとは……。ちなみに、テレ朝は19時台から『珍百景』が2時間スペシャルで11.3%を獲りました」
前の週と比べて、ラグビーの視聴率は2.4%しか変わっていないが、お化けコンテンツの裏で放送された『ポツンと一軒家』と『イッテQ!』では、だいぶ差が開いた印象だ。
「『イッテQ!』の8.6%は歴代ワーストの数字です。日テレは13.5%以上を高視聴率の目安においていますが、『イッテQ!』は9月15日以降の放送3回で、いずれも下回っている。いよいよ正念場を迎えてきたという感じです。
テレ朝は『ポツンと一軒家』が番組最高の20.8%(9月29日)を出した週に、週間の世帯視聴率3冠王を獲っています。日曜の不振は局全体に響いてきます。ラグビーW杯という宴が終わった後、どう対策を講じていくかが鍵になるでしょう」
日曜ゴールデン帯の出来は局の命運を握っている。『イッテQ!』の巻き返しはあるか。