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タイガー・ウッズ 82勝目の後に明かした日本企業への「感謝」

タイガー・ウッズと興和株式会社の三輪芳弘社長

 日本初開催となるPGAツアー「ZOZOチャンピオンシップ(千葉・アコーディア習志野)」第1回大会が28日幕を閉じた。通算19アンダーで頂点を制したのはタイガー・ウッズ(43)だった。ツアー通算82勝目となる今回の勝利は、故サム・スニード(米国)と並ぶ史上最多タイの記録である。

 大会の途中、台風21号による大雨の影響で日程が変更になるなどのアクシデントはあったものの、ウッズは初日からの首位を死守して完全優勝を飾った。一時は2打差まで追い上げた松山英樹(27)は通算16アンダーで2位となった。

 この試合結果を誰より喜んだのが、興和株式会社である。ウッズと松山は、ともに関節や筋肉の痛みをやわらげる『バンテリンコーワ』のイメージキャラクターを務めている。ウッズは2011年の7月、松山は2014年12月にそれぞれ契約を結んだ。今ではともに圧倒的な存在感でバンテリンコーワの顔として定着している。

 大会終了後に千葉県内のホテルで行われた記者会見で、興和株式会社の三輪芳弘代表取締役社長は「(ウッズ選手の)故障によるブランクから復活した姿は、全世界に夢と感動を与え続けています。最多タイ記録となる歴史的な勝利。幸運にも今回はバンテリンワンツーフィニッシュということでございまして、大変うれしいことであり、光栄なことであります」と喜びを爆発させた。

 会見にはウッズも登壇し次のように感謝の弁を述べた。

「ご存知の通り、私は腰痛、膝痛という悩みを抱えています。この8年間、バンテリンコーワのサポートがなければ、本当に大変だったと思っています」

タイガー復活をサポートした

 今年、興和株式会社は『GO!VANTELIN PROJECT』と銘打ったプロモーションをスタートさせる。ウッズと松山がタッグを組み、今後テレビCMや新聞、雑誌を舞台にたびたび共演することになるという。次は世界のメジャー大会でのワンツーフィニッシュを期待したいところだ。

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