芸能

市井紗耶香「ステップファミリーは家族というチームメート」

自身も継父に育てられた市井は「ステップファミリーは“新しいチーム”」と(撮影/石井祐輔)

 学校の1クラスに1人はステップファミリー(夫婦どちらか、または両方が子連れで再婚した家庭)の子供がいるといわれるこの時代。継母、継父が子育てに悩むことも少なくない。

 モーニング娘。の元メンバーである市井紗耶香(35才)は、長年の知人だったヘアスタイリストの男性と7年前に再婚。バツイチ同士だったが、夫には子供がおらず、市井には幼い2人の娘がいた。現在は長女が中3、次女が小6に成長し、結婚後に生まれた長男が小1、三女が2才になる。

 結婚を意識した時、夫は市井の娘たちに「お母さんと結婚したいのですがいいですか?」と尋ねたという。

「娘たちは、『いいんじゃない?』という感じでした。お互い一度、結婚に失敗しているので、次は同じ過ちを繰り返さないことと、子供たちに不安や心配をかける環境にだけはしない努力をしようと決めていました。夫は、父親になる重圧もあったようですが、それ以上に人として『道を示せる人間でありたい』と、よく口にしていました」(市井・以下同)

 夫と娘たちの関係を冷静に見つめられるのは、市井自身も継父と暮らした経験があるからかもしれない。陸上自衛隊員である継父との初対面は衝撃だったと語る。

「モーニング娘。時代にグアムでの撮影から帰宅したら、自宅のソファに見知らぬ男性が座っていた。それが母の19才年下の再婚相手で、私と10才しか違わない継父でした。母は、私が小3の時に実父と離婚してから、昼は保険会社、夜はスナックで働き、女手一つで育ててくれました。私は、“母に一軒家をプレゼントしたい”と頑張っていたので、母を奪われた気がして継父にはひどく反発しました」

 まだ若かった継父が、突然、娘を持つことになった苦労も今ならわかると市井は振り返る。2015年に母が亡くなったことを機に、継父との養子縁組は解消したが、今も連絡は取り合う仲だ。自衛官として被災地で活動する継父を誇りに思っているという。

関連記事

トピックス

石橋貴明、現在の様子
《白髪姿の石橋貴明》「元気で、笑っていてくれさえすれば…」沈黙する元妻・鈴木保奈美がSNSに記していた“家族への本心”と“背負う繋がり”
NEWSポストセブン
イギリス出身のインフルエンサーであるボニー・ブルー(本人のインスタグラムより)
「タダで行為できます」騒動の金髪美女インフルエンサー(26)が“イギリス9都市をめぐる過激バスツアー”開催「どの都市が私を一番満たしてくれる?」
NEWSポストセブン
川崎春花
【トリプルボギー不倫の余波】日本女子プロ2022年覇者の川崎春花が予選落ち 不倫騒動後は調子が上向かず、今季はトップ10入り1試合のみ「マイナスばかりの関係だった」の評価も
NEWSポストセブン
ドバイのアパートにて違法薬物所持の疑いで逮捕されたイギリス出身のミア・オブライエン容疑者(23)(寄付サイト『GoFundMe』より)
「性器に電気を流された」「監房に7人、レイプは日常茶飯事」ドバイ“地獄の刑務所”に収監されたイギリス人女性容疑者(23)の過酷な環境《アラビア語の裁判で終身刑》
NEWSポストセブン
「中野駅前大盆踊り大会」前夜祭でのイベント「ピンク盆踊り」がSNSを通じて拡散され問題に
《中野区長が「ピンク盆踊り」に抗議》「マジックミラー号」の前で記念撮影する…“過激”イベントの一部始終
NEWSポストセブン
Aさんの乳首や指を切断したなどとして逮捕、起訴された
「痛がるのを見るのが好き」恋人の指を切断した被告女性(23)の猟奇的素顔…検察が明かしたスマホ禁止、通帳没収の“心理的支配”
NEWSポストセブン
『東宝シンデレラ』オーディション出身者の魅力を山田美保子さんが語ります
《第1回グランプリは沢口靖子》浜辺美波、上白石姉妹、長澤まさみ…輝き続ける『東宝シンデレラ』オーディション出身者たちは「強さも兼ね備えている」
女性セブン
9月6日から8日の3日間、新潟県に滞在された愛子さま(写真は9月11日、秋篠宮妃紀子さまにお祝いのあいさつをするため、秋篠宮邸のある赤坂御用地に入られる様子・時事通信フォト)
《ますます雅子さまに似て…》愛子さま「あえて眉山を作らずハの字に落ちる眉」「頬の高い位置にピンクのチーク」専門家が単独公務でのメイクを絶賛 気品漂う“大人の横顔”
NEWSポストセブン
川崎市に住む岡崎彩咲陽さん(当時20)の遺体が、元交際相手の白井秀征被告(28)の自宅から見つかってからおよそ4か月
「骨盤とか、遺骨がまだ全部見つかっていないの」岡崎彩咲陽さんの親族が語った “冷めることのない怒り”「(警察は)遺族の質問に一切答えなかった」【川崎ストーカー殺人】
NEWSポストセブン
シーズンオフをゆったりと過ごすはずの別荘は訴訟騒動となっている(時事通信フォト)
《真美子さんとの屋外プール時間も》大谷翔平のハワイ別荘騒動で…失われ続ける愛妻との「思い出の場所」
NEWSポストセブン
指定暴力団六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)
【七代目山口組へのカウントダウン】司忍組長、竹内照明若頭が夏休み返上…頻発する「臨時人事異動」 関係者が気を揉む「弘道会独占体制」への懸念
NEWSポストセブン
海外から違法サプリメントを持ち込んだ疑いにかけられている新浪剛史氏(時事通信フォト)
《新浪剛史氏は潔白を主張》 “違法サプリ”送った「知人女性」の素性「国民的女優も通うマッサージ店を経営」「水素水コラムを40回近く連載」 警察は捜査を継続中
NEWSポストセブン