(8)生物学研究所(非公開)
田植えをされる天皇陛下(撮影/JMPA)
昭和3年に建てられたこの研究所に、昭和天皇は足しげく立ち寄られたという。現在は、建物脇の水田で陛下がお田植えと稲刈りをすることが季節の風物詩となっている。水田の広さは336平方メートル。
(9)宮殿(非公開)
国内外に宣明される際にも使われる(撮影/JMPA)
天皇陛下が即位を国内外に宣明された「即位礼正殿の儀」をはじめとして重要な行事が行われる宮殿。鉄骨鉄筋コンクリート造で、勾配のある屋根と深い軒の出が特徴的な建築になっている。
勾配の低い屋根も特徴(撮影/竹内正浩)
(10)宮中三殿(非公開)
即位礼正殿の儀で両陛下がご参拝(写真提供/宮内庁)
宮中祭祀の中心となる宮中三殿は皇居内にある3つの建造物の総称。写真は5月8日、「即位礼正殿の儀」と「大嘗祭」の日程を報告された「期日奉告の儀」。両陛下が参拝し、秋篠宮ご夫妻ら皇族方など約50人が参列した。
儀で使用される宮中三殿(写真提供/宮内庁)
(11)正門鉄橋(二重橋)
1959年のご成婚を祝うパレードの馬車も二重橋から出発した(時事通信フォト)
皇居のシンボルともいえる二重橋。1959年、美智子さまのご成婚を祝ったパレードの馬車も、二重橋を渡って出発した。当時の報道によればその距離は8.8km。いたるところで国民の歓迎を受けた。
※女性セブン2019年11月7・14日号