──損保のビジネスの大きな柱が自動車保険です。
高齢ドライバーによる交通事故や、悪質なあおり運転の社会問題化など、ドライバーを巡る環境は大きく変化しています。
当社では来年1月から、ドライブレコーダーから取得した走行データに基づき、安全運転の度合いを保険料に反映する国内初のテレマティクス自動車保険「タフ・見守るクルマの保険プラス」を販売します。
テレマティクスとは「テレコミュニケーション(通信)」と「インフォマティクス(情報工学)」を組み合わせた造語で、ドライブレコーダーやカーナビ・GPSを利用して様々なサービスを提供すること。
この商品は、後付けのドライブレコーダーがセットになっており、安全運転の度合いに応じた割引が次回継続時の保険料に反映される仕組みとなっています。
急ブレーキや急加速、速度超過の有無などがドラレコの走行データや画像データによって判別され、そのスコアが点数化される。ドライバーが自分の運転技術を可視化でき、安全運転が楽しみになっていくわけです。
この仕組みは、単に安全運転すれば保険料が安くなるというだけでなく、事故の発生そのものを減らすことに貢献できると考えています。