東京オリンピックの前年にあたる今年は、夏から秋にかけて柔道、バレーボール、バスケットボール、ラグビー、陸上など、さまざまな競技の国際大会が放送されてきました。

 その多くに芸能人が出演して中継を盛り上げてきましたが、『世界陸上』(TBS系)の織田裕二さんを除くと、やはり知識やタイミングなどコメントの点で物足りなさを感じる人が少なくありませんでした。とりわけスポーツ中継に出演することの多いジャニーズ事務所の後輩たちに対しては、「場違い」「目立ちすぎ」などの厳しい言葉もあったのです。

 そんな背景に加えて、『プレミア12』の中継を見て「やっぱり中居くんは凄い」という声があがっているもう1つの理由は、「東京オリンピックのキャスターから外れるのではないか?」と言われているから。

 今年7月、TBSは安住紳一郎アナの『東京オリンピック2020』総合司会就任を発表しました。まだ中居さんがキャスターを務めるかどうかは分からないものの、「TBSオリンピック中継の顔」ではなくなったことに驚く人は多かったのです。だからこそ今大会での活躍で、「やっぱり東京オリンピックも中居くんがメインキャスターをやってほしい」という待望論が生まれているのでしょう。

 他局に目を向けると、NHKはオリンピック放送のスペシャルナビゲーターに嵐、フジテレビはオリンピックメインキャスターに村上信五さんの就任を発表済。ネット上には「中居くんは『プレミア12』のようにTBSとテレビ朝日のオリンピック中継に出ればいいのに」という声もあるように、まだまださまざまな可能性が残っているからこその待望論とも言えます。

◆中高年男性から支持を集める理由

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