【6】レントゲン
胸部と腹部のレントゲンをとり、心臓や血管に異常がないか、各臓器の大きさや位置、変形がないかなどを調べる。シニア猫に多い関節疾患。普通に動いているように見えて、実は骨が変形しているケースが多いという。レントゲンを定期的にとっておくと、そのような骨の変化にもいち早く気づける。
【7】糞尿検査
便からは寄生虫の有無など、尿からは泌尿器疾患や糖尿病の有無などを調べる。
【8】眼科検査
眼圧や涙の分泌量、緑内障や白内障の有無を確認する。
【9】歯科検査
歯石や歯肉炎の状態、口腔内の腫瘤の有無を確認する。
「当院では猫のストレスを考え、約1時間で行える【1】~【7】の検査を基本に、希望者のみ【8】と【9】を受け付けています」
費用は病院や検査する内容によりバラつきがある。目安としては2万円前後。ペット保険は対象外となる。愛猫の健康を過信せず、定期的に健康診断を受けよう。
※女性セブン2019年11月28日号