「ファンが『何時の時点で入会できました。会員番号は何番です』とツイッターに最新情報を書き込むので、ファンの数が可視化されてしまうのです。すでにSixTONESとSnow Manは会員番号に1万人以上の差が出ています。ここで疑問なのが、明らかにファンの数が多いSixTONESが国内ツアーを行い、ファンが少ないSnow Manがアジアツアーをするという事。国内でもまだ知名度が低いのに、アジアでチケットが捌けるのか? そして独立して集客できるSixTONESがなぜ“セット売り”されるのか、私の周りのスト担(※SixTONESのファン)は疑問を感じています。

 また、アクセスができずファンクラブに入会できないため、SixTONESのアリーナ公演のチケット申し込みができないファンも続出しています。FC発足は良いですが、事務所はしっかりとシステムを整備してから動き出してほしかった」(Bさん)

 このFC発足による公式サイトへのアクセス増加は事務所の想定を超えていたのかもしれない。それで、思わぬとばっちりを受けたのが他のグループのファンだ。嵐ファンの女性Cさん(20代)はこう語る。

「11月20日は、スノストのFC入会開始だけでなく、『嵐』のチケット当落発表、『King & Prince』の番組協力の当落発表、『なにわ男子』の申し込み最終日など、イベントが重なっていたため、数万人規模のアクセスは予想できたはずです。また、この日に公演がある『関ジャニ∞』(昼、夜 公演)や『Aぇ! group』(夜公演)は、会場でQRコードを提示して発券するデジタルチケット方式です。もしアクセスができなかったら会場に入れません。どうにか改善していってほしいです」(Cさん)

 ジャニーズ事務所が圧倒的なファン数を誇るがゆえに、想定外のトラブルも起こりうる。そんな事態に直面したファンたちは皆、今後のシステム改善に期待を寄せているようだ。

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