ライフ

朝食定番メニュー 牛乳→前立腺がん、卵→心臓病のリスク

朝食の常識を見直すべし

 朝食を抜くと日中の集中力や活動量が低下することがわかっている。栄養価の高い朝食を摂ることは健康的な生活を送るために欠かせないが、慌ただしい朝はついメニューが偏りがちになる。「パンとスクランブルエッグに牛乳」「ご飯と焼き魚に味噌汁」などと、毎朝の“定番メニュー”が決まっているという人は多いだろう。そのため、間違った朝食の摂り方を続けていると、命取りになりかねない。

 とくに気をつけたいのが乳製品だ。たんぱく質、脂質を多く含み、骨粗鬆症予防や腸内環境改善などの健康効果がある一方で、摂取量次第では「がん発症リスク」になりうる。

 2015年のノルウェー科学技術大学などの共同研究によれば、乳製品の摂取量が1日あたり400g増えるごとに、前立腺がんのリスクが7%上昇した。

 製品別に最もリスクが高かったのはチーズで、1日の摂取量が50g増えるごとに前立腺がんリスクが9%上昇した。同様に低脂肪乳は200gごとに6%、牛乳は200gごとに3%上昇した。

 著書『世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事』(東洋経済新報社刊)がベストセラーになっている、UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)助教授の津川友介医師が説明する。

「乳製品に含まれる飽和脂肪酸を摂りすぎることが、前立腺がんのリスクにつながると、欧米の多くの研究により指摘されています。同研究では、普通の牛乳より低脂肪乳のリスクのほうが大きくなっているが、その原因はまだ特定されておらず、さらなる研究が待たれます」

関連記事

トピックス

TOKIOの国分太一(右/時事通信フォトより)
《あだ名はジャニーズの風紀委員》無期限活動休止・国分太一の“イジリ系素顔”「しっかりしている分、怒ると“ネチネチ系”で…」 “セクハラに該当”との情報も
NEWSポストセブン
月9ドラマ『続・続・最後から二番目の恋』主演の中井貴一と小泉今日子
今春最大の話題作『最後から二番目の恋』最終話で見届けたい3つの着地点 “続・続・続編”の可能性は? 
NEWSポストセブン
『ザ!鉄腕!DASH!!』降板が決まったTOKIOの国分太一
《どうなる“新宿DASH”》「春先から見かけない」「撮影の頻度が激減して…」国分太一の名物コーナーのロケ現場に起きていた“異変”【鉄腕DASHを降板】
NEWSポストセブン
日本のエースとして君臨した“マエケン”こと前田健太投手(本人のインスタグラムより)
《途絶えたSNS更新》前田健太投手、元女子アナ妻が緊急渡米の目的「カラオケやラーメン…日本での生活を満喫」から一転 32枚の大量写真に込められた意味
NEWSポストセブン
出廷した水原被告(右は妻とともに住んでいたニューポートビーチの自宅)
《水原一平がついに収監》最愛の妻・Aさんが姿を消した…「両親を亡くし、家族は一平さんだけ」刑務所行きの夫を待ち受ける「囚人同士の性的嫌がらせ」
NEWSポストセブン
中世史研究者の本郷恵子氏(本人提供)
【「愛子天皇」の誕生を願う有識者が提言】中世史研究者・本郷恵子氏「旧皇族男子の養子案は女性皇族の“使い捨て”につながる」
週刊ポスト
夫・井上康生の不倫報道から2年(左・HPより)
《柔道・井上康生の黒帯バスローブ不倫報道から2年》妻・東原亜希の選択した沈黙の「返し技」、夫は国際柔道連盟の新理事に就任の大出世
NEWSポストセブン
新潟で農業を学ことを宣言したローラ
《現地徹底取材》本名「佐藤えり」公開のローラが始めたニッポンの農業への“本気度”「黒のショートパンツをはいて、すごくスタイルが良くて」目撃した女性が証言
NEWSポストセブン
妻とは2015年に結婚した国分太一
《セクハラに該当する行為》TOKIO・国分太一、元テレビ局員の年下妻への“裏切り”「調子に乗るなと言ってくれる」存在
NEWSポストセブン
1985年春、ハワイにて。ファースト写真集撮影時
《突然の訃報に「我慢してください」》“芸能界の父”が明かした中山美穂さんの最期、「警察から帰された美穂との対面」と検死の結果
NEWSポストセブン
無期限の活動休止を発表した国分太一
「給料もらっているんだからさ〜」国分太一、若手スタッフが気遣った“良かれと思って”発言 副社長としては「即レス・フッ軽」で業界関係者から高評価
NEWSポストセブン
ブラジル訪問を終えられた佳子さま(時事通信フォト)
《クッキーにケーキ、ゼリー菓子を…》佳子さま、ブラジル国内線のエコノミー席に居合わせた乗客が明かした機内での様子
NEWSポストセブン