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2019.12.16 07:00  週刊ポスト

ケンタッキーフライドチキン社長が語る業績V字回復の要因

ケンタッキーフライドチキンの近藤正樹社長

──その後、日本KFCホールディングス社長に転じたのが2014年。しばらく業績が停滞していましたが、2018年夏からV字回復を成し遂げた。何が奏功したのか?

近藤:鶏肉市場全体の消費量は上がっているのに、当社の客数は毎年少しずつ落ちてきていました。それはなぜなのか──を細かく分析したところ、多くのお客様が「ケンタッキーフライドチキンはクリスマスに利用する店」というイメージを持っていることがわかりました。

「時々無性に食べたくなる」と仰ってくださるお客様もいらっしゃいますが、そのスパンは「年に1、2度」という方が多かった。日常的に食べている方が少なくなっていたのです。

 他のファストフード店と比べ、多少価格が高いと思われていたことがお客様を遠ざけていたのかもしれません。そこで、クリスマスのような“ハレの日のご馳走”としてだけでなく、もっと普段使いをしてほしいと考え、昨夏に7月23日から9月5日まで限定で「500円ランチ」を導入しました。

 オリジナルチキン1ピース、Sサイズのカーネリングポテト、ビスケット、Sサイズのドリンクのセットメニューで、それぞれ単品で頼むと合計920円になるところを、税込み500円のワンコイン価格で販売したのです。これが大ヒットし、反転攻勢のきっかけになりました。その後も何度か期間限定で500円ランチを販売し、ご好評を頂いています。

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