その場合、石川がシングルス2試合に出る“エースのポジション”となるのだ。
「現実的には、世界ランク24位の早田が選ばれる可能性は低い。日本のトップ選手が伊藤というのは多くの人が認めるところ。最年長の石川はチームをまとめる役回りを求められる」(前出・スポーツ紙デスク)
日本卓球の初メダルとなった2012年のロンドンでは、福原、石川をベテランの平野早矢香(34)がまとめ、リオではエースの石川、まだ15歳だった伊藤の2人を福原がリーダーとして支えた。“熾烈なエース争い”ではなく、チームをまとめる“ベテランの力”が発揮されることで、東京でもメダルが近づいてくる。
※週刊ポスト2020年1月17・24日号