『ウィローバーク』
ウィローバークエキスはアスピリンの原料になるサリシンを含む。併用すると効果が増強され、吐き気や肝機能低下など副作用の可能性が強まる。
◆『抗炎症薬(コルチコステロイド)』と組み合わせると危険なサプリメント・健康食品
『カンゾウ』
どちらも体内のカリウム量を減少させるため、低カリウム血症になり、不整脈が起こったり、まひや脱力感を感じたりすることがある。
◆『糖尿病治療薬(グリメピリド、グリベンクラミド、グリクラジド、インスリン製剤など)』と組み合わせると危険なサプリメント・健康食品
『DHA』
コレステロール値の低下、動脈硬化予防などが期待されるが、同時に血糖値を上昇させる効果があり、血糖値を低下させるために使用される糖尿病治療薬と併用すると、効果を弱めてしまう。
『トクホ(血糖値低下や安定化を謳うもの)』
どちらも糖を分解する酵素の働きを抑える作用を持つため、薬剤の作用が増強され、低血糖になる恐れが。加えて、未消化の糖質が腸内で発生し、ガスが多くなるため、腹部膨満感のリスクも。
『サイリウム』
糖の吸収を遅らせ、食後の血糖値上昇を抑制する働きがあるサイリウム(オオバコ)と糖尿病治療薬を併用すると、血糖値が激しく低下するリスクが。
『ショウガ』
ショウガには体を温めて血流を促すとともに、血糖値を下げる効果もある。血糖値を下げる働きのあるインスリンなどと併用すると、効果が増大され、低血糖に陥る危険性がある。
※女性セブン2020年1月16・23日号