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「落語とテレビは畑違いのようでいてそうでない。MCをやらせてもらって共通点があることにも気づきました。コメンテーターとして出させてもらう時には自分がいかに爪痕を残せるかと考えて、印象的なことをポイントとして発言しています。しかし番組を仕切る立場になると、全体を見渡して発言するようになりました。要は物事を俯瞰で見ることを学んだのですが、これって落語の時と同じ脳が働くんですよ」
楽しげにそう語るが、当初はMCのオファーに戸惑いもあったという。
「レギュラー番組が持てたらいいなとは思っていましたが、まさか帯の情報番組でメインとは! 想像すらしていなかったので驚きでした。でも迷いはなかった。『ひるおび!』と両方できるのかという不安はちらっとよぎりましたが、今のところそれほどしんどいということもありません。娘たちからも“最近家にパパ居ないね”なんて言葉が出てきていないのでホッとしています」
◆家族や幼い子のニュースは父としての思いが先立つ
子煩悩を自負する志らくは、タイトなスケジュールの中でも7才と2才の愛娘と過ごす時間を大切に育んでいる。
「毎日早朝に家を出てしまうぶん、帰ったら遊んだり、ご飯を作ってあげたり、一緒に寝たりと、できる限り一緒に過ごす時間を作っています。娘には甘いのでねだられたらなんでも買ってやりたくなっちゃう(笑い)」
堪らないといった表情で目尻を下げて話す。
「この間長女とランチをしたら、牛御膳を食べたいと言うんですよ。で、娘が3750円で、私が1900円のかきフライを(笑い)。母親がいたら絶対に止めますからね。まだ値段の判断がつかない幼い子供ですし、娘と2人の時は“よし、これか”って(照れ笑い)」
番組ではそんな父としての顔も折に触れ、垣間見せている。