その後、この裁判の判決がこのほど下され、陸氏は航空会社から12万元の損害賠償金を支払うように命じられている。陸氏は「それほど高額な損賠賠償を払う余裕はない」と賠償を拒んでいるが、裁判所は「損害賠償は支払わなければならない」とあくまでも陸氏に支払いを求めている。
中国では最近、今回の祥鵬航空と同じようなトラブルが相次いでいる。昨年7月には湖北省武漢発遼寧省瀋陽行の深セン航空機で同様の事件の裁判があり、事件を起こした被告に対して、航空会社側に5万元(約85万円)の賠償を支払うよう判決が下されている。