いずれにせよ、AIと同期する者としない者の知能の格差が、驚愕のレベルになることは間違いない。いまや事実上、人間の“第2の脳”となったスマホを持っている人が、持たない人に比べて、どれだけ知的に生きられているかを想像すればわかりやすい。
人はいつの時代も「パンドラの箱」を開ける。そして開いた箱は、もう閉じられない。火力も、原子力も、AIやロボットにも同じことが言える。もはやSFの世界の話ではない。テクノロジーで適切に管理しつつ、さらなる文明の発展に生かすしかないのだ。
※堀江貴文・著『雇用大崩壊~マンガある若手技術者の会社を変える挑戦~』より抜粋して再構成