今回はドラマに出てくるだけだったが、派手な復帰もあるのか

 出演者もスタッフも沢尻の登場シーンを取りやめた方がいいという人はいなかったという。

 それだけではない。ほかにも前代未聞の方法で制作されたという。本作でファッションスーパーバイザーを務めた軍地彩弓さんが話す。

「映像の制作スタッフは照明さんや大道具さんなども含めて男性だらけ、ということも多いのですが、今回の現場は女性が7割以上占めていることも。また、制作に入る前に、アシスタントを含めた全員がセクハラやパワハラの研修を受け、契約書にサインをしないとスタジオに来てはいけない仕組みに。女性が本当に気持ちよく仕事ができる現場づくりを徹底し、現場の雰囲気も最高でした」

 本作の見どころである役者たちのファッションもこれまでの常識を破った。

「通常、映画やドラマでは撮影日が突然変わったりするリスクがあったり、長時間の貸し出しが必要なため、ハイブランドの洋服を借りることが難しい。でも今回は人気スタイリストたちが香盤表とにらめっこしながら交渉を重ね、貸し出しを実現しました。

 中谷さんはジバンシィやディオール、夏木マリさん(67才)はグッチ…といま、売れているものを演者が着ていたり、グッチやケンゾーでは前代未聞の店内ロケも行っている。いろんな常識を覆して蜷川監督だから実現しました」(軍地さん)

 沢尻の“復帰”だけでなく、“前代未聞”だらけのドラマ『Followers』は1位を独走している。

※女性セブン2020年3月19日号

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