占い師としては「笑いナシ」だという
ゆうたろう:これも不思議な縁なんです。ある日、裕次郎さんがぼくのベッドに寝ていて、そばに渡哲也さんが立っているのが見えたことがあります。夢かと思ったのですが、霊感の強い母親に「裕次郎さんと話していたでしょ」と言われて驚きました。その数日後に「裕次郎さんのモノマネをしてみないか」という仕事の依頼があって、モノマネ芸人として活動を始めたんです。スピリチュアル体験に導かれたようですよね。
――これからは占い師としての活動を広げていく?
ゆうたろう:ぼくの占いで笑顔になってほしい、幸せにしたいという気持ちから、リーディングの力があることを公表した面もあります。悩んで行きづまる前に、どんな選択をすればいいんだろうって迷いが生じますよね。適切な道を見つける手助けができたら嬉しいです。
【ゆうたろう】
1970年2月21日生まれ。石原裕次郎さんのモノマネで知られ、石原プロからも公認されている。2000年、秋元康作詞の『有線よありがとう』で第33回日本有線放送大賞音楽賞受賞。2019年より占い師としても活動。
撮影/浅野剛