この日の萩生田氏は気の知れた支援者を前に愚痴が止まらない。『週刊新潮』(3月5日発売号)で、「カジノ議連」の事務局長だった2018年にマカオを旅行した際の“カジノ接待疑惑”が報じられたことを念頭に置いたのか、こんな発言も。
「週刊誌は買っちゃダメですよ。事務所にコピーはいくらでもありますからね(一同爆笑)。これからも僕の名前が中吊りに出てくると思いますけど、買わないでください!」
会合が始まって約1時間後、赤ら顔でほろ酔い姿の萩生田氏はフラフラと店から出てくると、迎えの車に乗り込んで夜の街に消えていった。店を出た後も、マスクはしていなかった。
この日の宴会について萩生田事務所に聞くと、「当日は地元後援会の参加者有志で食事をしていると連絡があったので、そちらに伺い、挨拶してから頃合いを見て辞去しました」との回答。
教室より人口密度の濃い空間での“濃厚接触”。子供たちに「不要不急の外出は控えて」と呼びかけていた萩生田氏だが、これは“不要不急の外出”ではないのだろうか。
※週刊ポスト2020年3月27日号