胃がんの原因の95%以上を占めるといわれるピロリ菌検査【Q10】については、75%が受けた経験があり、「すぐにできる検査なので、40歳を過ぎたら1回は受けたほうがいい」(ナビタスクリニック川崎の谷本哲也医師)と強く推す声も聞かれた。
対照的に、腫瘍マーカー【Q11】については、65%が「受けない」と答えている。
「腫瘍マーカーは前立腺がん以外に関しては意味がない。がんの有無を調べたいのなら、PET検査をおすすめします。そこでがんの疑いがあれば、例えば胃や大腸なら内視鏡検査を受ければいい」(川越耳科学クリニックの坂田英明医師)
※週刊ポスト2020年3月27日号