◆【レッスン2】声の大小とブレスが大事!
「日本のポップスはAメロ、Bメロ、サビで作られています。Aメロは小さめの声で、Bメロはやや大きめ。そしてサビでめいっぱい声を出す。曲がどうできているか。そしてどこで息継ぎをしているか。一度、冷静に聴いてから歌い出すと、めちゃ歌いやすくなります」
考えたこともなかった!
◆【レッスン3】音程は手ぶりで合わせる!
「一音、一音、ていねいに歌うのは基本中の基本。音程は高得点を出す重要なカギです。音の上がり下がりは手で指し示して、音を見える化すると、音程がグッと安定しますよ。これを何度も繰り返して、体に正しい音を叩き込みましょう」
◆【レッスン4】ロングトーンで加点を狙え!!
「ロングトーンとは、1秒以上、同じ音程を維持しながら発声すること。ちゃんと歌えたら高得点につながります。ここでビブラートが入ればさらに◎。『あ~あ↑ あ~あ↑』と、ゆっくりビブラートをつける練習をするといいですよ」。
最後まで歌い切れたら最高に気持ちいいよ。
◆本日の成果
●オバ記者 『赤いスイートピー』(松田聖子)が、
85.582点(+2.884点)
オバ記者の『赤いスイートピー』の結果は…
62年の人生で最高得点。AIくんってば、「さらなる向上が期待できます」って励ましてくれちゃって、もう~。「ちょっと遅れる歌い出し。これはクセになっているので抜けるまで大変かも。でも意識していれば必ず直ります」。
オバ、90点を出す日も近い!? てか、それより淳平先生と一緒に『赤いスイートピー』を歌ったのが、ふふふ、最高の思い出だわ。
●編集M 『春なのに』(柏原芳恵)
91.826点(+6.565点)
編集Mの『春なのに』の採点結果は…
ン十年ぶりの『春なのに』で、いきなり85点も出て驚きましたが、淳平先生の指導でまさかの90点超え! 実は若かりし頃、某ボーカルスクールに通っていたので音程には少々自信がありましたが、なんと! 当時の先生に言われてた課題と同じことをAI先生に指摘されるとは!?
AIって、心ないんじゃないの!? いつか、アンタの心も揺さぶってやる~。
◆取材・文/野原広子 撮影/森浩司
※女性セブン2020年4月16日号