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2020.04.11 16:00  NEWSポストセブン

スリムクラブが語る革命的「スローテンポ漫才」誕生秘話

キングオブコントの準決勝日に大カミングアウトをしたのは内間だった

キングオブコントの準決勝日に大カミングアウトをしたのは内間だった

 真栄田は面食らった。

「ネタもつくらんのに、おまえ、子どもつくりやがって、って感じですよ。これは、いよいよ大変だなと思いましたね。神様が『沖縄に帰れ』って言ってるのかな、って」

 内間は「ダブルショックだったと思います」と反省する。

「落選で落ち込んでるときに、さらに、ですからね。ずっと、どのタイミングで報告しようか考えてたんです。キングオブコントで調子よく勝ち上がってるときだったんで、よし、じゃあ、優勝した時に言おうとか思ってたんですけど……。そのタイミングを失って、もうここしかないな、と。相方には別のタイミングがあっただろうって怒られましたね」

 いよいよ瀬戸際に立たされた。いちおうエントリーしていたM-1の1回戦は、もう間近に迫っていた。前年、M-1でも、初めて準決勝に進出した。とはいえ、2人の本命はあくまでキングオブコントだった。真栄田が話す。

「M-1に関しては、もう手当たり次第、出場できるもんは全部、出場しておこうというぐらいの感覚だったんで」

 追い詰められた真栄田は、初めて漫才と正面から向かい合う覚悟を決めた。

「漫才といえば、スーツですよね。なので、これまで、スーツを着たことなかったんで、まずはスーツを着てやってみよう、と。コントって、変な格好して出れば、それでまずウケるんですよ。ジャニーズのオーディションという設定にして、変な格好しているやつが『自分、合格ですか?』みたいな。それだけでおもしろいじゃないですか。でも漫才は、きちんとした格好をして、どうもスリムクラブと申しますから入らなければならない。それがまず怖かったですね」

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