芸能

家ごもりGWはさんま主演『男女7人秋物語』を キャストに意外性

キャスティングの妙で芸能史に残る“元ご夫婦”

 自宅待機の中で時間を持て余す人も少なくないのではないか。その上、楽しみにしていた新ドラマの放送も延期となり、悶々とする日々──そんなあなたの心を満たすため、放送作家の山田美保子さんが「昔といまを見比べる」をテーマに過去の名作ドラマをセレクトした。

 今回はキャスティングの妙で芸能史に名前を残す『男女7人秋物語』を紹介。リアルタイムで見てないかたはもちろん、見ていたかたも再見必至です

【『男女7人秋物語』】
・TBS 1987年10月~
・出演:明石家さんま・大竹しのぶ・岩崎宏美・片岡鶴太郎 ほか
・主題歌:『SHOW ME』森川由加里
・脚本:鎌田敏夫
・あらすじ:恋人の桃子(大竹しのぶ)が渡米してから1年。良介(明石家さんま)は音信不通になっている彼女を待ち続けていた。ある日フェリーの中でアメリカにいるはずの桃子と偶然再会。しかし彼女の隣には男性の姿が。ショックを受けた良介は貞九郎(片岡鶴太郎)と新しい恋を見つけようとするが、桃子を思いきることができず…。以下、山田さんの解説だ。

 * * *
 いまでこそ、芸人さんがドラマで二枚目を演じるのは珍しくありませんが、その先駆けとなったのが、明石家さんまサン(64才)の『男女7人夏物語』(1986 年・TBS系)とその続編『男女7人秋物語』です。

 まだ、さんまサンとお仕事をしていない頃の作品なので、見ると何だか照れてしまいますが(笑い)、この2作のさんまサンは本当にカッコイイと思います。

 特に『~秋物語』は、視聴者の多くが応援していた「美樹」(岩崎宏美サン・61才)ではなく、すったもんだの末、「桃子」(大竹しのぶサン・62才)を選んだ「良介」(さんまサン)は素敵だったし、その後、プライベートで、おふたりが本当に結ばれてしまったのも、ドラマ史に残ることとなりました。別れちゃいましたけど(苦笑)。

 でも、いまも、さんまサンとしのぶサンは「さんちゃん、しーちゃん」の頃同様、素敵な関係。芸能史に残る“元ご夫婦”だと思います。

関連記事

トピックス

和久井被告が法廷で“ブチギレ罵声”
【懲役15年】「ぶん殴ってでも返金させる」「そんなに刺した感触もなかった…」キャバクラ店経営女性をメッタ刺しにした和久井学被告、法廷で「後悔の念」見せず【新宿タワマン殺人・判決】
NEWSポストセブン
初の海外公務を行う予定の愛子さま(写真/共同通信社 )
愛子さま、初の海外公務で11月にラオスへ、王室文化が浸透しているヨーロッパ諸国ではなく、アジアの内陸国が選ばれた理由 雅子さまにも通じる国際貢献への思い 
女性セブン
几帳面な字で獄中での生活や宇都宮氏への感謝を綴った、りりちゃんからの手紙
《深層レポート》「私人間やめたい」頂き女子りりちゃん、獄中からの手紙 足しげく面会に通う母親が明かした現在の様子
女性セブン
“マエケン”こと前田健太投手(Instagramより)
《ママとパパはあなたを支える…》前田健太投手、別々で暮らす元女子アナ妻は夫の地元で地上120メートルの絶景バックに「ラグジュアリーな誕生日会の夜」
NEWSポストセブン
グリーンの縞柄のワンピースをお召しになった紀子さま(7月3日撮影、時事通信フォト)
《佳子さまと同じブランドでは?》紀子さま、万博で着用された“縞柄ワンピ”に専門家は「ウエストの部分が…」別物だと指摘【軍地彩弓のファッションNEWS】
NEWSポストセブン
一般家庭の洗濯物を勝手に撮影しSNSにアップする事例が散見されている(画像はイメージです)
干してある下着を勝手に撮影するSNSアカウントに批判殺到…弁護士は「プライバシー権侵害となる可能性」と指摘
NEWSポストセブン
亡くなった米ポルノ女優カイリー・ペイジさん(インスタグラムより)
《米ネトフリ出演女優に薬物死報道》部屋にはフェンタニル、麻薬の器具、複数男性との行為写真…相次ぐ悲報に批判高まる〈地球上で最悪の物質〉〈毎日200人超の米国人が命を落とす〉
NEWSポストセブン
和久井学被告が抱えていた恐ろしいほどの“復讐心”
「プラトニックな関係ならいいよ」和久井被告(52)が告白したキャバクラ経営被害女性からの“返答” 月収20〜30万円、実家暮らしの被告人が「結婚を疑わなかった理由」【新宿タワマン殺人・公判】
NEWSポストセブン
山下市郎容疑者(41)はなぜ凶行に走ったのか。その背景には男の”暴力性”や”執着心”があった
「あいつは俺の推し。あんな女、ほかにはいない」山下市郎容疑者の被害者への“ガチ恋”が強烈な殺意に変わった背景〈キレ癖、暴力性、執着心〉【浜松市ガールズバー刺殺】
NEWSポストセブン
英国の大学に通う中国人の留学生が性的暴行の罪で有罪に
「意識が朦朧とした女性が『STOP(やめて)』と抵抗して…」陪審員が涙した“英国史上最悪のレイプ犯の証拠動画”の存在《中国人留学生被告に終身刑言い渡し》
NEWSポストセブン
橋本環奈と中川大志が結婚へ
《橋本環奈と中川大志が結婚へ》破局説流れるなかでのプロポーズに「涙のYES」 “3億円マンション”で育んだ居心地の良い暮らし
NEWSポストセブン
10年に及ぶ山口組分裂抗争は終結したが…(司忍組長。時事通信フォト)
【全国のヤクザが司忍組長に暑中見舞い】六代目山口組が進める「平和共存外交」の全貌 抗争終結宣言も駅には多数の警官が厳重警戒
NEWSポストセブン