ビジネス

パチンコライター・河原みのり 専門誌制作現場の苦境を語る

「コロナでパチンコ業界は大打撃を受けています」と河原(撮影/藤岡雅樹)

「コロナでパチンコ業界は大打撃を受けています」と河原(撮影/藤岡雅樹)

 2012年に『パチスロ必勝ガイド』初の女性ライターとしてデビューして以来、人気ライターとして活躍してきた河原みのり。数多くのパチンコ・パチスロ専門誌がコンビニの書棚に並んでいるのをみかけた人も多いだろう。全国的な規模でパチンコ店が休業している現在、専門誌の制作現場はどのような影響を受けているのか──。彼女が厳しい現状を語った。

 * * *
 これまで朝はだいたい5時前後に起き、地方での仕事があれば始発の新幹線や飛行機で移動し、パチンコ店にて実戦収録や取材を行う。ある時はひっそりと都内のパチンコ店で誌面の実戦データをひたすら採っていたり、メーカー主催の大きなイベントでファンの皆さんと触れ合ったり……。

 オフの日でさえ、独自で新台の調査や打ち込み度を深めたい一心で、われわれパチンコ・パチスロライターは毎日のように実機に触れてきました。

 普段はパチンコ・パチスロ情報を掲載している専門誌でライティングも行なっています。もちろん好きが高じてやっている仕事ですので、つらいと思うことはほとんどないですし、むしろ仕事以外の趣味打ちに興じることも少なくありません。

 昨今の出玉の制限や、ちょうど4月からのホール内原則禁煙化など、パチンコのユーザー離れが心配される中で、それでもなんとか工夫して楽しんでもらいたいという思いでイチ編集部員として雑誌づくりに参加しています。

 そんな矢先、それどころではないトドメのような一撃が降りかかってきました。「新型コロナウィルス」、テレビでも連日その名が囁かれ、耳が痛くなるほど聞き飽きた話題かもしれませんが、残念ながらその勢いは留まるところを知りません。

 例外なくパチンコ・パチスロ業界も大きな打撃を受けることとなりました。

関連記事

トピックス

群馬県前橋市の小川晶前市長(共同通信社)
「再選させるぞ!させるぞ!させるぞ!させるぞ!」前橋市“ラブホ通い詰め”小川前市長が支援者集会に参加して涙の演説、参加者は「市長はバッチバチにやる気満々でしたよ」
NEWSポストセブン
ネットテレビ局「ABEMA」のアナウンサー・瀧山あかね(Instagramより)
〈よく見るとなにか見える…〉〈最高の丸み〉ABEMAアナ・瀧山あかねの”ぴったりニット”に絶賛の声 本人が明かす美ボディ秘訣は「2025年トレンド料理」
NEWSポストセブン
千葉大学看護学部創立50周年の式典に出席された愛子さま(2025年12月14日、撮影/JMPA)
《雅子さまの定番カラーをチョイス》愛子さま、“主役”に寄り添うネイビーとホワイトのバイカラーコーデで式典に出席 ブレードの装飾で立体感も
NEWSポストセブン
審査員として厳しく丁寧な講評をしていた粗品(THE W公式Xより)
《「脳みそが足りてへん」と酷評も》粗品、女性芸人たちへの辛口審査に賛否 臨床心理士が注目した番組冒頭での発言「女やから…」
NEWSポストセブン
12月9日に62歳のお誕生日を迎えられた雅子さま(時事通信フォト)
《メタリックに輝く雅子さま》62歳のお誕生日で見せたペールブルーの「圧巻の装い」、シルバーの輝きが示した“調和”への希い
NEWSポストセブン
宮崎あおい
《主演・大泉洋を食った?》『ちょっとだけエスパー』で13年ぶり民放連ドラ出演の宮崎あおい、芸歴36年目のキャリアと40歳国民的女優の“今” 
NEWSポストセブン
日本にも「ディープステート」が存在すると指摘する佐藤優氏
佐藤優氏が明かす日本における「ディープステート」の存在 政治家でも官僚でもなく政府の意思決定に関わる人たち、自らもその一員として「北方領土二島返還案」に関与と告白
週刊ポスト
大谷翔平選手と妻・真美子さん
《チョビ髭の大谷翔平がハワイに》真美子さんの誕生日に訪れた「リゾートエリア」…不動産ブローカーのインスタにアップされた「短パン・サンダル姿」
NEWSポストセブン
会社の事務所内で女性を刺したとして中国籍のリュウ・カ容疑者が逮捕された(右・千葉県警察HPより)
《いすみ市・同僚女性を社内で刺殺》中国籍のリュウ・カ容疑者が起こしていた“近隣刃物トラブル”「ナイフを手に私を見下ろして…」「窓のアルミシート、不気味だよね」
NEWSポストセブン
石原さとみ(プロフィール写真)
《ベビーカーを押す幸せシーンも》石原さとみのエリート夫が“1200億円MBO”ビジネス…外資系金融で上位1%に上り詰めた“華麗なる経歴”「年収は億超えか」
NEWSポストセブン
神田沙也加さんはその短い生涯の幕を閉じた
《このタイミングで…》神田沙也加さん命日の直前に元恋人俳優がSNSで“ホストデビュー”を報告、松田聖子は「12月18日」を偲ぶ日に
NEWSポストセブン
高羽悟さんが向き合った「殺された妻の血痕の拭き取り」とは
「なんで自分が…」名古屋主婦殺人事件の遺族が「殺された妻の血痕」を拭き取り続けた年末年始の4日間…警察から「清掃業者も紹介してもらえず」の事情