『アタック25』での司会ぶりが好評の谷原章介

リモート出演でも注目を集めた谷原章介

 谷原章介はBSプレミアム『松本清張ドラマ 黒い画集~証言』に主演。大学で陶芸を学ぶ男子学生(浅香航大)との不倫関係を隠すため、殺人事件の裁判で偽証し、破滅する医師を演じた。その番宣のためにリモート出演した番組では、発酵食品好きで「八丈島のくさやはすごい。ニオイの向こう側に行ける」、裁縫が得意で娘のバッグを作ったといった私生活を明るく披露。

 また、大河ドラマ『麒麟がくる』では、室町幕府将軍・足利義輝(向井理)の側近・三淵藤英役に。司会を務める『パネルクイズ アタック25 』は名勝負再放送、『うたコン』は出演歌手たちのリモート歌唱もきっちり仕切る。白衣を着たり、烏帽子を被ったり、「アタックチャンス!!」とポーズ決めたりとさまざまな活躍を見せている。

 一方、「二時間ドラマの帝王」と言われる船越も、5月17日にはテレビ朝日系でスペシャルドラマ『家栽の人』で人間と植物を愛する家裁判事に。赴任先に3メートルはある植木を背負ってのしのしと現れ、変わり者ぶりをアピールした。また、25日にはテレビ東京系で『西村京太郎サスペンス 十津川警部の事件簿』に主演。こちらのサブタイトルは『有名医師殺人事件に危険な賞金1000万円!? 赤ひげ先生に裏の顔…カギは8年前の未解決誘拐!空白の48時間と消えたスキヤキの謎』である。複雑な事件ですよね…。(ちなみに船越はNHKで時代劇『赤ひげ』に主演した)。ドラマのほかにもNHK『ごごナマ』ではリモート出演も続ける。アデランスのCMでは、「髪は顔だ」を合言葉に風に向かってダッシュしている。

「近日放送」の連続ドラマが多い中、単発の話題作にしっかり主演し、番組進行や趣味の話などもできる引き出しが多い俳優は、テレビが大変なときにも強い。二人を見ていて、それがよくわかった。

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