芸能

政権批判を繰り返す『バイキング』にフジ上層部がテコ入れか

愛犬と散歩する坂上

『直撃LIVE グッディ!』(フジテレビ系)が秋の改編で打ち切られるという報道が、さまざまな憶測を呼んでいる。

「『グッディ』は最近では、視聴率でライバルの『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)を上回ることもあるくらい好調でした。先日まで局内で出回っていた改編予定のリストに『グッディ』はなかった。突然の決定だったようです」(フジテレビ関係者)

 では、なぜ打ち切りの憂き目にあったのか。「実は『グッディ』ではなく、『バイキング』(フジテレビ系)の方に問題があったんです」とは、制作会社関係者。

「局内では、今回の打ち切りは“玉突き事故”といわれています。『バイキング』MCの坂上忍さん(53才)に対する、フジテレビ上層部からの最後通告の意味合いがあるのです」

『バイキング』は視聴率も盤石、『グッディ』の打ち切りを受け、10月から放送時間が1時間拡大される。社内評価も高そうだが、実情は違うようだ。

「ここ数年、放送内容に対してフジテレビ上層部から物言いがつけられているんです。フジサンケイグループの方向性としては保守的で政権寄りのスタンスを取ることが多い。しかし、『バイキング』は積極的に政権批判を繰り返してきた。これに対し、『バラエティー番組が政権批判とは何事だ!』『一方的かつ行きすぎている』と、局内で批判が集中していました」(前出・フジテレビ関係者)

『バイキング』は『笑っていいとも!』の終了後に始まった名残で、バラエティー班が制作を担当しているが、坂上の意向で、最近は政治や芸能など時事ネタを扱うトーク番組になっている。

「ゲスト、扱う内容、方向性を決めるのは坂上さん。その結果、局内に広がる批判の声をはねのけて、政権批判的な内容が目立っていったのです」(前出・フジテレビ関係者)

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