【伸縮包帯】
すり傷や切り傷の患部の保護や、塗布した軟膏剤の保護、腰痛や腕痛の患部の固定など、多用途に使われる定番の救急用品。
【消毒用ガーゼ】
微生物を殺滅し無菌状態にした滅菌ガーゼ。主に傷口や損傷した皮膚を保護したり、眼帯などの当てガーゼとして使用する。
【薄手の手袋】
汚物の処理や、傷治療をするときなどに使用する薄手の手袋。災害時は雑菌が蔓延しているので、できるだけ多めに用意しておこう。
【綿棒】
災害時にけがをすると、泥や砂、ほこりなどが患部につきやすい。綿棒は傷口の細かな汚れを取るときに役に立つ。
【とげ抜き】
災害時は木片や植物のとげが刺さるケースがよくあり、感染症の原因にもなる。細かな木片も取り除けるとげ抜きは必需品。
【テーピング】
腰痛や膝痛など患部を動かすと痛みが生じる場合に患部を固定するテープ。包帯止めなど粘着テープとしても利用できて便利。
【軟膏剤】
皮膚疾患の治療の1つである皮膚外用療法に使用される殺菌力・保湿力が高い塗り薬。軟膏剤の効能は薬局などで確認を。
【メディカルカード】
常備薬や持病などを記したカード。特にアレルギーを持つ子供は必ず用意。救急隊員にすぐに渡せるよう事前に作っておこう。
※女性セブン2020年7月30日・8月6日号