ライフ

災害時に備えたい救急用品15種 絆創膏、虫除け、とげ抜き

虫刺されは感染症を媒介させる要因。蚊取り線香などの虫除けは必須だ

 新型コロナウイルス感染の危険性があるだけでなく、豪雨や地震、洪水など、さまざまな自然災害の驚異にさらされている日本列島。もしものときのために、常に備えておきたいのが救急ケア用品だ。

 特に持病のある人は災害対策用として、通院で処方されている常備薬を普段より多めに用意しておく必要がある。災害時は医療がストップするケースがあるので、必ず保管しておこう。

 また、虫刺されも感染症を媒介する要因の1つ。虫刺されの薬、虫よけ、皮膚疾患の治療薬である軟膏剤(オロナインのようなもの)や子供用の薬も必需品だ。救急用品は1年に1回は使用期限など中身を確認。ひとまとめにして救急用品専用のケースに入れて、常に持ち歩くようにしたい。

 では、災害時のために備えておきたいアイテムを紹介する。

【マスク】
使い捨てマスクを最低1週間分は常備。洗って使い回す布製のマスクは断水で洗えなくなる場合もあるので、なるべく多めに用意する。

【体温計】
感染症で発熱したり、雨に濡れて低体温になったりと、災害時は予期せぬトラブルが多い。日々の健康観察に必ず用意しよう。

【絆創膏】
ひっかき傷や外傷などによって、皮膚に炎症や損傷が生じると、細菌感染が起こりやすくなる。傷は絆創膏で保護することが重要。

【洗浄綿】
脱脂綿に薬液を染み込ませて1包ずつ高圧滅菌処理されたもの。無菌で安全なので、赤ちゃんの口まわりや、お尻の清拭などに役立つ。

【毒液・毒針吸引】
ヘビに噛まれたり、ハチや毒虫に刺されたときの毒液吸い出し救急用品。患部に当てて注射のように吸引するタイプで誰にでも簡単にできる。

【虫除け】
夏場に豪雨被害があると被災地は蚊や毒虫の温床に。虫の媒介による感染症も多発する。虫除け剤や虫刺されの薬は必ず用意すること。

【洗浄用の水】
飲料用の水のほかに、けがをしたときの洗浄用の水を用意しておくといざというときに役立つ。最低限500mlは常備したい。

関連キーワード

関連記事

トピックス

役者でタレントの山口良一さん
《笑福亭笑瓶さんらいなくなりリポーターが2人に激減》30年以上続く長寿番組『噂の!東京マガジン』存続危機を乗り越えた“楽屋会議”「全員でBSに行きましょう」
NEWSポストセブン
11月16日にチャリティーイベントを開催した前田健太投手(Instagramより)
《いろんな裏切りもありました…》前田健太投手の妻・早穂夫人が明かした「交渉に同席」、氷室京介、B’z松本孝弘の妻との華麗なる交友関係
NEWSポストセブン
役者でタレントの山口良一さんが今も築地本願寺を訪れる理由とは…?(事務所提供)
《笑福亭笑瓶さんの月命日に今も必ず墓参り》俳優・山口良一(70)が2年半、毎月22日に築地本願寺で眠る亡き親友に手を合わせる理由
NEWSポストセブン
高市早苗氏が首相に就任してから1ヶ月が経過した(時事通信フォト)
高市早苗首相への“女性からの厳しい指摘”に「女性の敵は女性なのか」の議論勃発 日本社会に色濃く残る男尊女卑の風潮が“女性同士の攻撃”に拍車をかける現実
女性セブン
イギリス出身のインフルエンサー、ボニー・ブルー(Instagramより)
《1日で1000人以上と関係を持った》金髪美女インフルエンサーが予告した過激ファンサービス… “唾液の入った大量の小瓶”を配るプランも【オーストラリアで抗議活動】
NEWSポストセブン
日本全国でこれまでにない勢いでクマの出没が増えている
《猟友会にも寄せられるクレーム》罠にかかった凶暴なクマの映像に「歯や爪が悪くなってかわいそう」と…クレームに悩む高齢ベテランハンターの“嘆き”とは
NEWSポストセブン
六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)と稲川会の内堀和也会長
六代目山口組が住吉会最高幹部との盃を「突然中止」か…暴力団や警察関係者に緊張が走った竹内照明若頭の不可解な「2度の稲川会電撃訪問」
NEWSポストセブン
浅香光代さんと内縁の夫・世志凡太氏
《訃報》コメディアン・世志凡太さん逝去、音楽プロデューサーとして「フィンガー5」を世に送り出し…直近で明かしていた現在の生活「周囲は“浅香光代さんの夫”と認識しています」
NEWSポストセブン
警視庁赤坂署に入る大津陽一郎容疑者(共同通信)
《赤坂・ライブハウス刺傷で現役自衛官逮捕》「妻子を隠して被害女性と“不倫”」「別れたがトラブルない」“チャリ20キロ爆走男” 大津陽一郎容疑者の呆れた供述とあまりに高い計画性
NEWSポストセブン
無銭飲食を繰り返したとして逮捕された台湾出身のインフルエンサーペイ・チャン(34)(Instagramより)
《支払いの代わりに性的サービスを提案》米・美しすぎる台湾出身の“食い逃げ犯”、高級店で無銭飲食を繰り返す 「美食家インフルエンサー」の“手口”【1か月で5回の逮捕】
NEWSポストセブン
温泉モデルとして混浴温泉を推しているしずかちゃん(左はイメージ/Getty Images)
「自然の一部になれる」温泉モデル・しずかちゃんが“混浴温泉”を残すべく活動を続ける理由「最初はカップルや夫婦で行くことをオススメします」
NEWSポストセブン
シェントーン寺院を訪問された天皇皇后両陛下の長女・愛子さま(2025年11月20日、撮影/横田紋子)
《ラオスご訪問で“お似合い”と絶賛の声》「すてきで何回もみちゃう」愛子さま、メンズライクなパンツスーツから一転 “定番色”ピンクの民族衣装をお召しに
NEWSポストセブン