ライフ

人気の冷凍食品「さぬきうどん」3種、食のプロが実食採点

コシ&のどごしは申し分なし

 おうちで本格的な味を楽しめると人気の冷凍食品のさぬきうどん。代表的な3商品について、その道のプロ3人に実食してもらい、4項目5点満点(合計60点)で評価してもらった。ガチでおいしい冷凍食品のさぬきうどんはどれだ?

【実食したプロ3名】
近藤康浩さん/さぬきや 店主。季節の料理も味わえるうどん店2代目で、4年連続でミシュラン受賞。全粒粉のうどんなど、新しいうどんづくりにも挑戦。

管理栄養士・川村郁子さん/病院勤務を経て、独立。栄養専門学校講師やサイト運営で食に関する情報を発信。冷凍食品にも詳しい。

冷凍食品ジャーナリスト・山本純子さん/ウェブサイト『冷凍食品エフエフプレス』編集長。冷凍食品の取材を38年続け、進化の様子を見てきた。

●さぬきうどん
 どの商品もボイルとレンジ加熱調理に対応。つゆや具材によってアレンジが広がり常備食としても定番。「今回はレンジ加熱しましたが、茹でた方がコシも味も香りも感じられるはず」(近藤さん)。

◆テーブルマーク『カトキチ さぬきうどん』
900g(5食) 298円(編集部調べ)

総得点:54点

【近藤さん】
コシの強さ:4点、のどごし:4点、味のバランス:4点、風味:3点
合計:15点
「口に入れた瞬間のインパクトが素晴らしい! 食べ進めるうちに小麦の風味が香ります。味は無難だからこそ、クリーム系など洋風にアレンジしてもマッチしそう」(近藤さん)

【川村さん】
コシの強さ:5点、のどごし:5点、味のバランス:4点、風味:5点
合計:19点
「麺自体の塩気もほどよく、つゆをつけなくても美味」(川村さん)

【山本さん】
コシの強さ:5点、のどごし:5点、味のバランス:5点、風味:5点
合計:20点
「味わい豊かで、すべてにおいて秀でています」(山本さん)

◆日清食品冷凍『日清謹製 讃岐うどん』
900g(5食) 228円(編集部調べ)

総得点:43.5点

【近藤さん】
コシの強さ:2.5点、のどごし:3点、味のバランス:3点、風味:4点
合計:12.5点
「コシが弱いけれど、風味は強め。つゆとよく絡み、一緒に味わうと小麦の香りが後味にまとまります」(近藤さん)

【川村さん】
コシの強さ:3点、のどごし:4点、味のバランス:4点、風味:4点
合計:15点
「博多出身の私好みのやわらかさ」(川村さん)

【山本さん】
コシの強さ:4点、のどごし:4点、味のバランス:4点、風味:4点
合計:16点
「もう少しコシが欲しい」(山本さん)

関連記事

トピックス

上原多香子の近影が友人らのSNSで投稿されていた(写真は本人のSNSより)
《茶髪で缶ビールを片手に》42歳となった上原多香子、沖縄移住から3年“活動休止状態”の現在「事務所のHPから個人のプロフィールは消えて…」
NEWSポストセブン
ラオス語を学習される愛子さま(2025年11月10日、写真/宮内庁提供)
《愛子さまご愛用の「レトロ可愛い」文房具が爆売れ》お誕生日で“やわらかピンク”ペンをお持ちに…「売り切れで買えない!」にメーカーが回答「出荷数は通常月の約10倍」
NEWSポストセブン
王子から被害を受けたジュフリー氏、若き日のアンドルー王子(時事通信フォト)
《10代少女らが被害に遭った“悪魔の館”写真公開》トランプ政権を悩ませる「エプスタイン事件」という亡霊と“黒い手帳”
NEWSポストセブン
「性的欲求を抑えられなかった」などと供述している団体職員・林信彦容疑者(53)
《保育園で女児に性的暴行疑い》〈(園児から)電話番号付きのチョコレートをもらった〉林信彦容疑者(53)が過去にしていた”ある発言”
NEWSポストセブン
『見えない死神』を上梓した東えりかさん(撮影:野崎慧嗣)
〈あなたの夫は、余命数週間〉原発不明がんで夫を亡くした書評家・東えりかさんが直面した「原因がわからない病」との闘い
NEWSポストセブン
テレ朝本社(共同通信社)
《テレビ朝日本社から転落》規制線とブルーシートで覆われた現場…テレ朝社員は「屋上には天気予報コーナーのスタッフらがいた時間帯だった」
NEWSポストセブン
62歳の誕生日を迎えられた皇后雅子さま(2025年12月3日、写真/宮内庁提供)
《愛子さまのラオスご訪問に「感謝いたします」》皇后雅子さま、62歳に ”お気に入りカラー”ライトブルーのセットアップで天皇陛下とリンクコーデ
NEWSポストセブン
竹内結子さんと中村獅童
《竹内結子さんとの愛息が20歳に…》再婚の中村獅童が家族揃ってテレビに出演、明かしていた揺れる胸中 “子どもたちにゆくゆくは説明したい”との思い
NEWSポストセブン
日本初の女性総理である高市早苗首相(AFP=時事)
《初出馬では“ミニスカ禁止”》高市早苗首相、「女を武器にしている」「体を売っても選挙に出たいか」批判を受けてもこだわった“自分流の華やかファッション”
NEWSポストセブン
「一般企業のスカウトマン」もトライアウトを受ける選手たちに熱視線
《ソニー生命、プルデンシャル生命も》プロ野球トライアウト会場に駆けつけた「一般企業のスカウトマン」 “戦力外選手”に声をかける理由
週刊ポスト
前橋市議会で退職が認められ、報道陣の取材に応じる小川晶市長(時事通信フォト)
《前橋・ラブホ通い詰め問題》「これは小川晶前市長の遺言」市幹部男性X氏が停職6か月で依願退職へ、市長選へ向け自民に危機感「いまも想像以上に小川さん支持が強い」
NEWSポストセブン
割れた窓ガラス
「『ドン!』といきなり大きく速い揺れ」「3.11より怖かった」青森震度6強でドンキは休業・ツリー散乱・バリバリに割れたガラス…取材班が見た「現地のリアル」【青森県東方沖地震】
NEWSポストセブン