雑談力アップのコツは雑談することに尽きる
多くの雑談上手な著名人と接してきた田中さんだが、自身は人見知り。雑談がうまくなるよう研究し、独自の方法論を見つけ出したという。
「“あいさつプラス3ラリーの会話”を自分に課しています」(田中さん)
これは、あいさつ以外の会話を3往復させるということ。この訓練で、会話のキャッチボールスキルや語彙力が上がり、誰とでも話す度胸がついたという。何事も慣れなのだ。
最後に、少し笑いを入れる高等テクニックを聞いた。
「たとえば、エレベーターの中で偶然一緒になった人に、神妙な顔で“ちょっといいですか?”と聞きます。身構えた相手に対して、“いま、あなたが持っているバッグ、すごいかわいいですけど、どこで買ったんですか?”と聞いてみてください。相手を一瞬不安(緊張)にさせてから安心(緩和)させると笑いは起きるんです」(田中さん)
これなら真似できそうな気がしませんか?
※女性セブン2020年8月20・27日号