ハリス氏は個人としてとても優秀だと思う。副大統領候補として十分な資質を持っているだろう。しかし、今回の「民主党副大統領」は、それだけでは務まらない。保守系のFOXチャンネルではすでに、「77歳のバイデン氏が大統領になったら、いつ何が起きるかわからない。もしもの時にはハリスは大統領になるのだ」と解説者が強調している。否応なく有権者もそういう目で彼女を評価することになる。女性であり、非白人であることや、もともと左派路線をとっていたことが、その時にどう影響するかは簡単には予測できない。

 逆に、もしハリス氏がアメリカ初の女性大統領にも値する実力ある政治家として評価されれば、個人的人気はイマイチのバイデン氏を支える最高のランニングメイトになれるだろう。

 トランプ大統領は記者会見でハリス氏について、「予備選での成績はふるわなかった。増税に非常に熱心で国防予算を信じられないレベルで削減しようとしている」と、さっそく批判している。プレイヤーが出そろい、いよいよ大統領選の激しい舌戦が本格化する。

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