ライフ

血圧下がる効果も期待できる 「感情日記」のつけ方とは?

「一次感情」を放っておくと苦悩の「二次感情」が大きくなる

 医療従事者、教師、馬の調教師、専業主婦、小説家など、多様な職業の77人が、新型コロナウイルスによって緊急事態宣言が出された今年4月をどう過ごしたのか、日記形式で綴った書籍『仕事本 わたしたちの緊急事態日記』(左右社)が話題だ。

 口コミで評判が広がり、30近いメディアが書評や記事を掲載しており、世の中にじんわり日記ブームが浸透している。

 そんな日記には、血圧が下がる効果も期待できるといいます。精神科医で『日記を書くと血圧が下がる』(CCCメディアハウス)の著書がある最上悠さんはこう言う。

「日記を書くことで、高血圧が命取りになる大動脈解離の患者さんの血圧が安定した、慢性的な頭痛や腰痛が改善された、ウイルス免疫力が増強されたなどの医学的効果が多数証明されています」(最上さん)

 健康な体を作るための日記の書き方には、いくつかルールがある。以下、最上さんにポイントを聞いた。

【1】一次感情を思い出して書く

「感情には、なんらかの出来事があったときに最初に生じる喜怒哀楽などの自然な『一次感情』とそこに目を背けると生じる激怒や絶望感といった苦悩の『二次感情』の2種類があり、膨れあがった二次感情は心身を蝕みます。

 ですから、最初に感じた一次感情と向き合う必要があります。日記にはモヤモヤを吐き出すくらいの軽い気持ちで、その日自分が喜怒哀楽を感じた出来事とそのときの感情を書き込んでください」

【2】毎日つける必要はない

「続けることがストレスになってはいけないから、必ずしも毎日つけなくてもいい。毎日少しずつ書くのが向いている人もいれば、たまったら吐き出すのが向いている人もいる。週に何日かでも、思い立ったらスマホにメモするような形でもいいから感情を吐き出すことがポイントです」

【3】昔のことを書いてもいい

「過去に感じた悲しかったりつらかったり、恥ずかしかったエピソードを思い出したらそのときの感情も書き留めておいてください。70才になって、『小さな頃に親に濡れ衣を着せられて悲しかった』ということを思い出して日記に書きながら涙を流したら、慢性痛が治ったかたもいました」

※女性セブン2020年9月10日号

関連記事

トピックス

「ゼロ日」で59歳の男性と再婚したと報じられた坂口杏里さんだが…
《3年ぶり2度目のスピード離婚》坂口杏里さんの「ふっくら近影」に心配の声…「膝が痛くて…でもメンタルは安定してます」本人が明かした「59歳会社員との破局の背景」
NEWSポストセブン
新春恒例の「歌会始の儀」に出席された愛子さま(2026年1月14日、写真/時事通信フォト)
《ラオスご訪問を歌に》愛子さま、テーマ「明」に相応しいピンクのドレスで雅子さまとリンクコーデ 色やパールでフェミニンさとフォーマル感を演出
NEWSポストセブン
公明党支持者の票はどこにいくのか(斉藤鉄夫・公明党代表/時事通信フォト)
《電撃総選挙・獲得議席予測》どうなる公明党支持者?“自民から立憲への方向転換は簡単ではない”事実上の自主投票となる選挙区多数か 自民は単独過半数を大きく上回り、最大271議席の可能性
週刊ポスト
秘密作戦遂行にどんな準備を進めていたのか(トランプ大統領/Getty Images)
《ベネズエラのマドゥロ大統領を5分で拘束》CIAが主導した“周到な事前工作”の内幕 内通者を確保し、サイバー攻撃で防空システムを無力化…次なる作戦行動の標的はイランか
週刊ポスト
ドラムスティックを持ち、笑顔を見せる韓国の李在明大統領(左)と高市早苗首相[内閣広報室提供](時事通信フォト)
《なぜ奈良で?》韓国の李在明大統領には“ドラム外交”のサプライズ 高市首相、続く解散総選挙で「ハロー効果」は期待できるか
NEWSポストセブン
北海道日高町で店の壁の内側から遺体が見つかった事件。逮捕された松倉俊彦容疑者(49)、被害者の工藤日菜野さん。(左・店舗のSNSより、右・知人提供)
「なんか臭くない?」「生ゴミを捨ててないからだよ」死体遺棄のバーで“明らかな異変”…松倉俊彦容疑者が見せた“不可解な動き”とは【日高・女性看護師死体遺棄】
NEWSポストセブン
カンボジア内務省は1月7日、米当局が“アジア最大の犯罪組織のひとつ”とする企業「プリンス・グループ」のチェン・ジー会長を逮捕したと発表した(時事通信=AFP)
「問題がある者を叩け。ただし殺すな」拷問に人身売買、ロマンス詐欺も… “アジア最大の在カンボジア犯罪組織”トップの中国人が「都内15億超えの高級マンション」に拠点
NEWSポストセブン
北海道日高町で店の壁の内側から20代の工藤日菜野さんの遺体が見つかり、松倉俊彦容疑者(49)が逮捕された(左・知人提供)
《日高・バーの壁に死体遺棄》「誰が見ても親密そうだった」「2人してよく酒を遅くまで飲んでいた」松倉俊彦容疑者(49)と“21歳年下”被害女性の関係とは
NEWSポストセブン
再選を果たした小川晶氏(時事通信フォト)
《前橋市長に再選した小川晶氏》ラブホ面会で辞職でも大差で勝利「群馬は義理人情に厚い県民性がある。叩かれると同情心が湧くんです」支援団体幹部が明かした当選までの過程
週刊ポスト
元旦に結婚を発表した長澤まさみ
《長澤まさみが過去のSNS全削除と長期休養への背景》長澤まさみ、主演映画の撮影を1年延ばして選んだ電撃婚 『SHOGUN』監督夫と“帯同同伴カナダ計画”
NEWSポストセブン
大分市立中学校の校内で生徒が暴行を受けている動画が、SNS上で拡散された(Xより)
《いじめ動画の保護者説明会“録音データ”を入手》「『先生に言ったら倍返しになるから言わないで』と…」子供の不安を涙ながらに訴える保護者の悲痛な声【大分市】
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 高市「不意打ち解散」で消えていく政党ほか
「週刊ポスト」本日発売! 高市「不意打ち解散」で消えていく政党ほか
NEWSポストセブン