芸能

EXITとそのファン「ジッター」から学んだ事とネットへの期待

「アベプラ」の最終回、突然百田夏菜子さんが花束を持ってきて茫然とする中川氏

 人は年を取っても常に新しい何かを見つけたいもの。お笑いコンビ・EXITがMCを務める番組にレギュラー出演したことで、「番組の一体感」「ファンとの関係」など新たな発見を47歳にして見つけたネットニュース編集者の中川淳一郎氏が、感慨深い時間についてつづる。特に感じ入ったのがEXITとそのファンである「ジッター」との関係性についてだ。

 * * *
 今年の4月から5か月という短い期間でしたが、「アベプラ」ことABEMA Prime(ABEMA)の木曜レギュラーコメンテーターを隔週でやらせてもらいました。元々私は2016年のAbema TV(当時)の立ち上げ前から番組をテキスト化する「Abema TIMES」にはかかわっていたほか、何度かコメンテーターや識者としてアベプラには出演してきました。

 裏から番組を見ている立場だったのですが、転機は2019年12月のことです。ウェブメディア界隈の人が集う忘年会をした時のことです。Abema TIMESのO編集者に、「2020年9月からアメリカに行くので、アベプラのレポーターをやらせてくださいよ」とお願いをしました。

 8月28日放送のアベプラで私は「47歳でのセミリタイア」を特集してもらったのですが、このことは数年前から公言してきました。ネットニュースの編集は相当長くやったためセミリタイアし、第二の人生として、米大統領選を皮切りにアメリカの事情をレポートするライターになりたいなと考えたのです。

 そして2月、O編集者からアベプラのKプロデューサーを紹介してもらうに至ったのですが、驚きの提案をされました。

「9月から米大統領選のレポートをしていただきたいのはもちろんですし、色々とアメリカの流行りものなども教えていただきたいです。ただ、突然中川さんが登場すると視聴者も驚くので、まずはレギュラーのコメンテーターからやってみませんか? 毎週は難しいでしょうから、隔週で。そして、9月以降、自然な流れで在米レポーターになるという流れがいいと思います」

 実に有難いオファーです。当然受けさせてもらったのですが、決まったことは「EXITがMCを務め、元SKE48のフリーアナ・柴田阿弥さんが毎週コメンテーター&後半の特集進行担当、そして東洋経済の山田俊浩さんと私が隔週コメンテーターとなる」という話です。お天気コーナーの穂川果音さんは、番組開始以来継続で私自身は彼女とは面識があり、局アナとして平石直之アナが登場します。

 Kプロデューサーはこう言いました。

「あの『チャラ漫才』のEXITがニュース番組のMCを務めるという前代未聞の展開ですし、正直撲らもどうなるか分かりません。ただ、木曜日だけは他の曜日とはまったく違う番組だと捉えていますので、自由にやってください」

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