国内

菅新内閣予測 コロナ担当に進次郞氏?橋下氏の起用案も

“菅新内閣”に誰が入閣するのか?(写真/AFP=時事)

 自民党総裁選での勝利が確実視される菅義偉・官房長官。安倍晋三・首相が辞任会見した直後から永田町では、“大臣手形”が飛び交い、菅義偉新内閣の“閣僚名簿”が何度も書き直されている。早々に勝ち馬を見定めるや、総裁選は猟官運動の場と化した。

 菅支持を決めた大派閥のポストの奪い合い、足の引っ張り合いが熾烈だ。菅政権が誕生すれば最大の功労者は二階俊博・幹事長と森山裕・国対委員長(石原派)というのは衆目の一致するところ。

「二階さんの幹事長留任は既定路線で、森山さんを官房長官に推している」(二階側近)

 それに異を唱えるのが、安倍首相の出身派閥の細田派幹部だ。

「二階派だけでは菅さんは総裁選に勝てない。最大派閥のうちが支持したから流れが決まった。安倍内閣では無派閥の菅さんを8年間も官房長官に起用し続けたのだから、当然、菅内閣では官房長官ポストを渡してもらう」

 細田派は菅氏と関係が良好な萩生田光一・文科相を官房長官に押し込もうとしている。

 もっとも、「10月25日総選挙」を視野に入れる菅氏は、組閣では選挙シフトを敷く可能性が高い。

 政権のスポークスマンである官房長官には河野太郎・防衛相、コロナ担当相に小泉進次郎・環境相を起用し、人気のある2人を「新内閣の顔」として毎日会見させることで支持率アップを狙うという見方が有力だ。

 女性閣僚枠も増やす。“竹下派のプリンセス”小渕優子氏を財務相、安倍側近から二階側近に鞍替えした稲田朋美・幹事長代行を法務相、野田聖子・環境相など、菅側近の三原氏を含めて過去最高に並ぶ5人の女性大臣を起用する可能性もある。「政治手腕より女性票」重視の顔触れだ。

関連記事

トピックス

初公判は9月9日に大阪地裁で開かれた
「全裸で浴槽の中にしゃがみ…」「拒否ったら鼻の骨を折ります」コスプレイヤー・佐藤沙希被告の被害男性が明かした“エグい暴行”「警察が『今しかないよ』と言ってくれて…」
NEWSポストセブン
指名手配中の八田與一容疑者(提供:大分県警)
《ひき逃げ手配犯・八田與一の母を直撃》「警察にはもう話したので…」“アクセルベタ踏み”で2人死傷から3年半、“女手ひとつで一生懸命育てた実母”が記者に語ったこと
NEWSポストセブン
初公判では、証拠取調べにおいて、弁護人はその大半の証拠の取調べに対し不同意としている
《交際相手の乳首と左薬指を切断》「切っても再生するから」「生活保護受けろ」コスプレイヤー・佐藤沙希被告の被害男性が語った“おぞましいほどの恐怖支配”と交際の実態
NEWSポストセブン
芸能活動を再開することがわかった新井浩文(時事通信フォト)
「ウチも性格上ぱぁ~っと言いたいタイプ」俳優・新井浩文が激ヤセ乗り越えて“1日限定”の舞台復帰を選んだ背景
NEWSポストセブン
国分太一の素顔を知る『ガチンコ!』で共演の武道家・大和龍門氏が激白(左/時事通信フォト)
「あなたは日テレに捨てられたんだよっ!」国分太一の素顔を知る『ガチンコ!』で共演の武道家・大和龍門氏が激白「今の状態で戻っても…」「スパッと見切りを」
NEWSポストセブン
2009年8月6日に世田谷区の自宅で亡くなった大原麗子
《私は絶対にやらない》大原麗子さんが孤独な最期を迎えたベッドルーム「女優だから信念を曲げたくない」金銭苦のなかで断り続けた“意外な仕事” 
NEWSポストセブン
ドラフト1位の大谷に次いでドラフト2位で入団した森本龍弥さん(時事通信)
「二次会には絶対来なかった」大谷翔平に次ぐドラフト2位だった森本龍弥さんが明かす野球人生と“大谷の素顔”…「グラウンドに誰もいなくなってから1人で黙々と練習」
NEWSポストセブン
小説「ロリータ」からの引用か(Aでメイン、民主党資料より)
《女性たちの胸元、足、腰に書き込まれた文字の不気味…》10代少女らが被害を受けた闇深い人身売買事件で写真公開 米・心理学者が分析する“嫌悪される理由”とは
NEWSポストセブン
ラオスを訪問された愛子さま(写真/共同通信社)
《「水光肌メイク」に絶賛の声》愛子さま「内側から発光しているようなツヤ感」の美肌の秘密 美容関係者は「清潔感・品格・フレッシュさの三拍子がそろった理想の皇族メイク」と分析
NEWSポストセブン
国宝級イケメンとして女性ファンが多い八木(本人のInstagramより)
「国宝級イケメン」FANTASTICS・八木勇征(28)が“韓国系カリスマギャル”と破局していた 原因となった“価値感の違い”
NEWSポストセブン
今回公開された資料には若い女性と見られる人物がクリントン氏の肩に手を回している写真などが含まれていた
「君は年を取りすぎている」「マッサージの仕事名目で…」当時16歳の性的虐待の被害者女性が訴え “エプスタインファイル”公開で見える人身売買事件のリアル
NEWSポストセブン
タレントでプロレスラーの上原わかな
「この体型ってプロレス的にはプラスなのかな?」ウエスト58センチ、太もも59センチの上原わかながムチムチボディを肯定できるようになった理由【2023年リングデビュー】
NEWSポストセブン