芸能

松田聖子ファン歴40年女性「聖子専用部屋」にグッズ保管

ジュンさんはキャンペーンや広告も大事に保存してある

 芸能人や漫画のキャラクター、音楽、映画、ドラマ、舞台……。多感な時代に、誰しも一度はわれを忘れて熱中した対象があるはずだ。ジュンさん(53才)は、ごく普通の家庭に育った中学生時代から、結婚して1男2女の母となるいままで、松田聖子(58才)一筋、40年。「人生のすべてを捧げてきました」と言うジュンさんの熱い思いを、愛するグッズとともに語っていただきました。

 * * *
 私が聖子にハマったのは中学校に進学したとき。『青い珊瑚礁』がテレビから聞こえてきて、その透き通るような歌声を聴いて、一発で好きになりました。でも中学生だから、コンサートにも行けないし、周りも「聖子なんてぶりっ子だから嫌い!」という友達ばかり。私はひとりでコツコツとグッズ集めをしていました。いまでいうところの“オタ活”です。

 雑誌の切り抜き、ブロマイド、シール、ステッカー、近所のレコード店のアイドル専門コーナーにあった聖子グッズ……入手できるものを手当たり次第、買い集めました。

 当時のお小遣いは月3000円。人からは「恵まれている」とうらやましがられていましたが、聖子に夢中になった私にとってはまだまだ軍資金不足。女子が好きな文房具や雑貨には目もくれず、お小遣いは全部、聖子グッズに投入してました。

 いちばん高価だったのは、ビデオデッキ。聖子グッズではないけれど、テレビに出演する聖子をすべて記録したくて、昭和57年、私が15才のとき、コツコツ貯めた15万円で、聖子専用のビデオデッキを買いました(当時は相当な高級品でした!)。

 その後もずっと聖子グッズを集め続け、自室が聖子でいっぱいになりました。お嫁に行くときも、結婚式前日にグッズを徹夜で整理して、自分の部屋の押し入れにきれいに並べて、万が一にも日焼けしないようにシーツをかけ、「触らないように」と張り紙をしました。結婚後、新居を建てたときに、「聖子専用部屋」を作って、いまはそこに保管しています。

関連キーワード

関連記事

トピックス

防犯カメラが捉えた緊迫の一幕とは──
《浜松・ガールズバー店員2人刺殺》「『お父さん、すみません』と泣いて土下座して…」被害者・竹内朋香さんの夫が振り返る“両手ナイフ男”の凶行からの壮絶な半年間
NEWSポストセブン
リモートワークや打合せに使われることもあるカラオケボックス(写真提供/イメージマート)
《警視庁記者クラブの記者がカラオケボックスで乱痴気騒ぎ》個室内で「行為」に及ぶ人たちの実態 従業員の嘆き「珍しくない話」「注意に行くことになってるけど、仕事とはいえ嫌。逆ギレされることもある」 
NEWSポストセブン
「最長片道切符の旅」を達成した伊藤桃さん
「西国分寺から立川…2駅の移動に7時間半」11000kmを“一筆書き”した鉄旅タレント・伊藤桃が語る「過酷すぎるルート」と「撮り鉄」への本音
NEWSポストセブン
ドジャース・山本由伸投手(TikTokより)
《好みのタイプは年上モデル》ドジャース・山本由伸の多忙なオフに…Nikiとの関係は終了も現在も続く“友人関係”
NEWSポストセブン
齋藤元彦・兵庫県知事と、名誉毀損罪で起訴された「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志被告(時事通信フォト)
NHK党・立花孝志被告「相次ぐ刑事告訴」でもまだまだ“信奉者”がいるのはなぜ…? 「この世の闇を照らしてくれる」との声も
NEWSポストセブン
ライブ配信アプリ「ふわっち」のライバー・“最上あい”こと佐藤愛里さん(Xより)、高野健一容疑者の卒アル写真
《高田馬場・女性ライバー刺殺》「僕も殺されるんじゃないかと…」最上あいさんの元婚約者が死を乗り越え“山手線1周配信”…推し活で横行する「闇投げ銭」に警鐘
NEWSポストセブン
伊勢ヶ濱親方と白鵬氏
旧宮城野部屋力士の一斉改名で角界に波紋 白鵬氏の「鵬」が弟子たちの四股名から消え、「部屋再興がなくなった」「再興できても炎鵬がゼロからのスタートか」の声
NEWSポストセブン
環境活動家のグレタ・トゥンベリさん(22)
《不敵な笑みでテロ組織のデモに参加》“環境少女グレタ・トゥンベリさん”の過激化が止まらずイギリスで逮捕「イスラエルに拿捕され、ギリシャに強制送還されたことも」
NEWSポストセブン
親子4人死亡の3日後、”5人目の遺体”が別のマンションで発見された
《中堅ゼネコン勤務の“27歳交際相手”は牛刀で刺殺》「赤い軽自動車で出かけていた」親子4人死亡事件の母親がみせていた“不可解な行動” 「長男と口元がそっくりの美人なお母さん」
NEWSポストセブン
荒川静香さん以来、約20年ぶりの金メダルを目指す坂本花織選手(写真/AFLO)
《2026年大予測》ミラノ・コルティナ五輪のフィギュアスケート 坂本花織選手、“りくりゅう”ペアなど日本の「メダル連発」に期待 浅田真央の動向にも注目
女性セブン
トランプ大統領もエスプタイン元被告との過去に親交があった1人(民主党より)
《電マ、ナースセットなど用途不明のグッズの数々》数千枚の写真が公開…10代女性らが被害に遭った“悪魔の館”で発見された数々の物品【エプスタイン事件】
NEWSポストセブン
大谷翔平と真美子さん(時事通信フォト)
《ハワイで白黒ペアルック》「大谷翔平さんですか?」に真美子さんは“余裕の対応”…ファンが投稿した「ファミリーの仲睦まじい姿」
NEWSポストセブン