実際に山口はバイク好きで運転する日もあった(2019年8月)

 そうした生活の拠点となっていたのは、都下のワンルームだった。芸能人が多く住む都心部からは遠く離れた、家賃相場が7万~8万円ほどのマンション。学生や新社会人が住むような小さな部屋。その暮らしぶりは、質素なものだった。

「基本的には家にいます。週に1回、スーパーで食材を買い、食べたいものを作っています。当たり前ですが、掃除も洗濯も自分でやっています。あとは筋トレです」

 女性セブンの独占直撃にそう語っていたのは山口本人だ。

「週に何日かお寺で勉強させてもらっています。読経や写経、境内の掃除などの作務を通じて、自分を見つめ直しています。私は大工仕事が得意なものですから、お寺が持つ山に入って、木の伐採なんかもやっています。そうやって、自分と向き合っています。私はどういう人間なのか、それを見つめ直していました」

 狭い部屋で寝起きし、体を動かしながら自分を見つめ直す日々。そうすることで、心も平穏を取り戻そうとしているようだった。しかし、アルコールと縁を切るのは簡単ではなかったようだ。

「山口容疑者は取り調べに対し“友人の家に行く途中だった”と説明しています。これが、たまたま飲んでいただけなのか、それとも外に出る勇気を出すために飲酒したのかによって意味合いが変わってくる。彼の飲酒と徘徊の関係性が今後、明らかになっていくかもしれない」(前出・全国紙社会部記者)

※女性セブン2020年10月8日号

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