「そもそも、仮御所へ引っ越しされるまで、美智子さまは連日連夜、御所で身の回りのお品を整理されており、お疲れがたまっていました。しかも、慣れない新居での生活は、ご高齢のお体に大きな負担となったことでしょう。5月には原因不明の微熱を発症され、それがいまでも続いています。午後には決まったように熱が上がるのです。
お引っ越し後からは、左手指にこわばりがみられるようになったそうです。これも原因が不明です。それもあってか、最近はご趣味のピアノの演奏もできていないそうです。ご自身の“癒しのひととき”が失われ、つらい思いをされたに違いありません」(別の宮内庁関係者)
そうしたお体の異変に加えて、長引くおこもりの生活。夏頃には美智子さまのご様子も“限界”と感じられることが少なくなかったという。
「終わりの見えないコロナ禍に不安が募るのも無理はありません。特に美智子さまは国民の模範であろうとされ、非常に厳しく生活を制限されてきました。いつもは穏やかで冷静な美智子さまが、その生活の厳格さのあまり、周囲に強いお言葉で接されることもあったそうです。やはり強いストレスを抱えておられ、このままでは心身にも重大な影響があるのではないかと周囲は震撼したそうです」(別の皇室記者)
※女性セブン2020年10月8日号
3月、仙洞仮御所に転居された上皇上皇后両陛下(撮影/JMPA)