気がかりな甥とともに暮らすことは、伯父にとっても安心なのかもしれない。その生活ぶりは、人気俳優とは思えないほど地味だという。
「電車移動がほとんどで、稽古場には自分で作った弁当を持参しています。お茶もペットボトルで買うと高いからと、自宅で煮出したものを水筒に入れて持ってきていました。“いまは野菜が高いから買わないようにしている”と話しているときもありました。東出さんはもともとお金を使わない人ではあるけれど、不倫騒動で降板したCMの違約金が数億円という話もありましたし、切り詰めた生活をしているのかなって思いました」(舞台関係者)
窮地の東出を支えるのは、伯父ばかりではない。冒頭、東出を送り届けた菅原も、東出のよき“理解者”の1人だ。
「今回の舞台で、2人は夫婦役を演じました。舞台を成功させるために互いにアドバイスを求め合い、議論することも多かった。話は毎回盛り上がり、時間を有効に使う意味でも、舞台終わりに菅原さんの車中で話し合うこともあったようです。
それと東出さんは、7月に自ら命を絶った三浦春馬さん(享年30)と仲がよくて、彼の死に相当ショックを受けていました。菅原さんは三浦さんと交際していた時期があったので、2人にしかわかり合えないこともあるようです」(前出・舞台関係者)
舞台の稽古終わり、現在の生活について東出に聞いたが、「申し訳ございません。何もお答えできることがございません」と答えるのみだった。前出の東出の知人が言う。
「いまの東出さんの原動力は3人の子供たちです。将来、子供たちが離婚の原因を認識したとき、これ以上恥ずかしい姿を見せるわけにはいかない。その一心で仕事漬けになっているようです。そんな思いを周囲の人も理解し、応援してくれているのです」
多くの人に支えられ、東出の猛省の日々は続く。
※女性セブン2020年10月8日号