芸能

3時のヒロイン・福田麻貴、女優として飛躍 背景は「薄味」

トリオでの立ち位置は真ん中(所属事務所ホームページより)

 お笑いトリオ・3時のヒロインでリーダーを務める福田麻貴(32)が、日曜劇場『危険なビーナス』(TBS系)に女優として初のレギュラー出演を果たして注目を集めている。お笑い界の新星として活躍する彼女は、テレビドラマや映画の世界でどのようなポテンシャルを発揮できるのだろうか。

 10月11日から放送スタートした『危険なビーナス』は、俳優の妻夫木聡が主演を務める恋愛サスペンスドラマ。東野圭吾の同名ミステリー小説が原作で、妻夫木演じる独身獣医の主人公・手島伯朗が、異父弟の失踪事件をきっかけに、亡母の再嫁先の遺産をめぐる謎に挑んでいく物語だ。ヒロインとして、女優の吉高由里子が演じるミステリアスな美女・楓(失踪した弟の妻)が登場する。

 福田は看護師でシングルマザーの永峰杏梨役として出演。末期がんのため寝たきり状態となっている主人公の義父を専属で看護するという役どころだ。レギュラー出演のオファーが来た時の心境について、彼女は「絶対にドッキリだと思っていました(笑)」とコメント。また「杏梨が持つ哀愁をじんわりと表現できたらなと思っています」と意気込みも語っていた。

 昨年12月に実施された『女芸人No.1決定戦 THE W』(日本テレビ系)で優勝して以降、一気に人気若手芸人の仲間入りを果たした3時のヒロイン。バラエティ番組に出演するほか、とりわけリーダーの福田は今年5月に女優として深夜ドラマ『いいね!光源氏くん』(NHK)にゲスト出演するなど活躍の場を広げてきた。

 そんな彼女は、もともと吉本興業に所属するアイドル・グループ「つぼみ(現・つぼみ大革命)」の1期生として活動していたことが知られている。2014年に卒業するものの、現在もつぼみ大革命のネタを手がけるなど交流は続いているようだ。福田のポテンシャルについて、お笑い評論家のラリー遠田氏はこう評価する。

関連記事

トピックス

ドラフト1位の大谷に次いでドラフト2位で入団した森本龍弥さん(時事通信)
「二次会には絶対来なかった」大谷翔平に次ぐドラフト2位だった森本龍弥さんが明かす野球人生と“大谷の素顔”…「グラウンドに誰もいなくなってから1人で黙々と練習」
NEWSポストセブン
渡邊渚さん(撮影/藤本和典)
「私にとっての2025年の漢字は『出』です」 渡邊渚さんが綴る「新しい年にチャレンジしたこと」
NEWSポストセブン
ラオスを訪問された愛子さま(写真/共同通信社)
《「水光肌メイク」に絶賛の声》愛子さま「内側から発光しているようなツヤ感」の美肌の秘密 美容関係者は「清潔感・品格・フレッシュさの三拍子がそろった理想の皇族メイク」と分析
NEWSポストセブン
2009年8月6日に世田谷区の自宅で亡くなった大原麗子
《私は絶対にやらない》大原麗子さんが孤独な最期を迎えたベッドルーム「女優だから信念を曲げたくない」金銭苦のなかで断り続けた“意外な仕事” 
NEWSポストセブン
国宝級イケメンとして女性ファンが多い八木(本人のInstagramより)
「国宝級イケメン」FANTASTICS・八木勇征(28)が“韓国系カリスマギャル”と破局していた 原因となった“価値感の違い”
NEWSポストセブン
実力もファンサービスも超一流
【密着グラフ】新大関・安青錦、冬巡業ではファンサービスも超一流「今は自分がやるべきことをしっかり集中してやりたい」史上最速横綱の偉業に向けて勝負の1年
週刊ポスト
今回公開された資料には若い女性と見られる人物がクリントン氏の肩に手を回している写真などが含まれていた
「君は年を取りすぎている」「マッサージの仕事名目で…」当時16歳の性的虐待の被害者女性が訴え “エプスタインファイル”公開で見える人身売買事件のリアル
NEWSポストセブン
タレントでプロレスラーの上原わかな
「この体型ってプロレス的にはプラスなのかな?」ウエスト58センチ、太もも59センチの上原わかながムチムチボディを肯定できるようになった理由【2023年リングデビュー】
NEWSポストセブン
12月30日『レコード大賞』が放送される(インスタグラムより)
《度重なる限界説》レコード大賞、「大みそか→30日」への放送日移動から20年間踏み留まっている本質的な理由 
NEWSポストセブン
「戦後80年 戦争と子どもたち」を鑑賞された秋篠宮ご夫妻と佳子さま、悠仁さま(2025年12月26日、時事通信フォト)
《天皇ご一家との違いも》秋篠宮ご一家のモノトーンコーデ ストライプ柄ネクタイ&シルバー系アクセ、佳子さまは黒バッグで引き締め
NEWSポストセブン
ハリウッド進出を果たした水野美紀(時事通信フォト)
《バッキバキに仕上がった肉体》女優・水野美紀(51)が血生臭く殴り合う「母親ファイター」熱演し悲願のハリウッドデビュー、娘を同伴し現場で見せた“母の顔” 
NEWSポストセブン
六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)
《六代目山口組の抗争相手が沈黙を破る》神戸山口組、絆會、池田組が2026年も「強硬姿勢」 警察も警戒再強化へ
NEWSポストセブン