このコレクターは、ある男から500香港ドル(約7000円)で買ったもので、どうせ偽物だと思っていたなどと話しているという。
盗難事件があった当日には、符氏の自宅付近で不審な3人組の男たちがタクシーに乗っていた。警察はタクシー運転手の供述から、3人組のうちの1人である44歳の男の自宅を割り出し、犯人として逮捕。他の2人は逃走中だ。この男の自宅からは、他の盗品も見つかっている。男たちはマフィア組織の構成員である可能性があるという。
警察によれば、犯人は書の巻物が長すぎて、すべてをまとめて展示するのは難しいと考え半分に切断したのではないかという。
ネット上では「ヒトラーの自筆の絵のようなものかな? この毛沢東の書も、本物か偽物か判別するのは難しいのでは?」などとの意見が書き込まれている。