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2020.11.22 07:00  週刊ポスト

道州制シミュレーション 栃木と群馬に明るい未来が見えない

■南関東州(東京、千葉、神奈川、山梨)

 人口約1400万人、法人税収が全国の4割近くを占める東京都を包摂する巨大な州が誕生する。

「東京は23区を米国のワシントンDCのような『特別州』にすべきとの意見もあります。1都3県で南関東州をつくるなら、新宿区が州都になる可能性が高い」(佐々木氏)

 ここでも明暗を分けるのは州都への「距離」だ。「東京」という冠が外れる多摩エリア、すなわち“23区外の東京”の評価には変化がありそうだ。

 たとえば多摩が「東京都八王子市・立川市」でなく、「南関東州八王子市・立川市」となれば、これまでの“東京プレミア”は消失する。都心からの距離では千葉県松戸市や市川市、神奈川県川崎市との差もないので、ネームバリューの低下は免れられない。

 東京、神奈川、千葉というビッグネームの傍らで意外にも、さらに南関東州の“僻地”となる山梨にはこんな声がある。

「山梨は神奈川や千葉と違って東京のベッドタウンではない。南関東州になっても地価の影響は受けにくいはずです」(前出・榊氏)

※週刊ポスト2020年11月27日・12月4日号

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